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悪口や陰口を言う人の3つの心理・末路を解説【悪口ばかりを言う人は〇〇を怖がっている】

悪口や陰口を言う人の3つの心理・3つの末路を解説【悪口ばかりを言う人は〇〇を怖がっている】

あなたは「ハ🐹太郎の悪口を言え」と言われて、そう簡単に思いつくでしょうか?

今回は、悪口を言う人の心理と末路について解説します。

あなたも学校や職場で、
悪口ばかりを言う人って、なんで悪口ばかり言うの?」
そう不思議に感じたことがあるでしょう。
実は悪口を言う人は、自分の中に不幸な気持ちを抱えているケースがほとんどです。
悪口を言わなくてもハッピーでいられるのなら、世間で悪いイメージのある悪口を、わざわざリスクを冒してまで言いませんよね。

しかし悪口を言うと、あらゆる面でさらなる不幸を招くことになります。
「悪口はダメ」とよく言われますが、悪口を言ってはいけない理由って考えたことありますか?
実は「道徳的になんとなくダメ」というだけではなく、「自分が不幸になるから」というちゃんとした理由があったんです。

逆に悪口を言われる人には、お得なメリットがあると知っていたでしょうか?
このメリットを知らずにいると、悪口がただの嫌な出来事になってしまいます。
早めにメリットを知って、「悪口を言われる」というイベントをラッキーな出来事に変えましょう!

悪口を言う人の心理が気になる人、悪口を言われて気にしている人は、ぜひご覧ください。

 

聞き流しできる&映像つきで見やすい動画verはこちら

悪口を言う人の心理

悪口を言う人の心理

悪口を言う人の心理は、大きく分けて3パターンあります。

悪口を言う人の心理1:自分より下がいないと安心できない

自分に自信がない人は、悪口を言う傾向にあります。
なぜなら「自分が最底辺なのでは」と不安になった際、自分より下がいると思えば安心できるからです。

例として、人の容姿を貶す人がいるとしましょう。
他人の容姿を貶す人は、自分の容姿にも執着し、不安を抱えています。
自分より下であると判断した人の容姿をけなすことで、「まだ自分より下がいる」と安心しているんですね。

逆に容姿にコンプレックスがない人は、人の容姿についてもあまり言いません。
「人を貶して自分が上に立たないと安心できない」ということがないからです。

「容姿にコンプレックスがない人」と聞いて思い浮かぶのは、容姿に圧倒的な自信がある人でしょう。
しかし、容姿に自信があっても言うケースはあります。
というのも、これまでの動画でもたびたび触れている通り、容姿を含めたすべてのものは常に変化し続けるものだからです。

satisatinow.hatenablog.com

家具はどんどんボロボロになり、人の体はどんどん衰えやがて命を失うように、人の顔もだんだん醜くなっていきますよね。
そのことに気づいていて、
「今は綺麗だと思うけど、これから老いによって醜くなっていったらどうしよう」という不安を抱えている人も、下を見て安心したがる傾向にあります。
一番悪口を言わないのは、容姿に執着しておらず、自分に関しても他人に関しても「別に容姿ってどうでもよくない?」「人間の本質じゃなくない?」と思っている人でしょう。

つまり悪口を言う人というのは、少なくともその話題に関して執着しており、不安を抱えている不幸な人ということ。
人の容姿の悪口を言う人は自分の容姿が他人より劣ることを恐れており、常に周りの評価を気にしているため、気が休まりません。
悪口を聞いて「なんでそのことについてそんなに悪く言うの?」と不思議に思ったら、あなたはその人ほどその話題について執着していないという証です。

「ずっとここにあってほしい」「変わらないでほしい」という執着は苦しみを生みます。
「あの人は執着に苦しんでいるんだな」「自分はそういう執着から解き放たれているんだな」と自分の状況に感謝し、幸せを感じましょう。

 

悪口を言う人の心理2:自分より上がいるのが怖い

自分より上の人が周りにいると、自分の価値がないような気がして不安になるというのも1つの心理です。
自分より上の人が周りにいると、「自分はこの人に比べ劣っている。この人がいると、自分の価値がなくなってしまうのでは」と不安になります。
そのため、自分より上と判断した人の悪口を言って価値を下げ、優位に立って安心しようとしているんですね。

例としては、たくさんお金を稼ぎたいと思っている人が、自分より稼いでいる人の悪口を言うパターンが挙げられます。
自分より稼いでいる人を見ると、自分がダメな人間に思えてきます。
そのため、「こんな稼ぎ方は汚い」と否定するんです。
また、「性格が悪いらしいよ」とほかの論点から価値を下げようとするケースもあるでしょう。

つまり、悪口を言われる側は言う側より優れているということですね。
このパターンの場合、自分の凄さを自覚できるのでラッキーです。
「自分ってすごいんだな〜」「羨ましがられる立場なんだな〜」と自信を持ちましょう。

悪口を言う人の心理3:期待を裏切られた

中には、最初から嫌いだった人だけでなく、以前は好きだった人の悪口を言うケースもあります。
好きだった人の悪口を言う理由は、期待を裏切られたからです。

人間はある程度の好印象を持った相手に対し、期待を感じています。
「こういうところが好き」「優しいこの人ならこの時こういう風にしてくれるはず」などですね。

そのような期待を抱いていた時に、期待と違った行動を取られると、人は悲しみを感じます。
「怒られた時の対処法」の動画でも解説した通り、人は悲しみを感じると、傷ついた心を守るために怒りを生み出します。

satisatinow.hatenablog.com

そのため、その怒りを悪口として発散しているんですね。

あなたは、ネットにあるアンチスレというものを知っているでしょうか。
簡単に言えば、特定のコンテンツに対する悪口だけを書き込む掲示のことです。

悪口を書くのであれば、「最初から嫌いな人が集まっているのだろう」と思うでしょう。
しかしこうしたアンチスレには、一定数元々大ファンだった人がいます。
その証拠にこうしたところには、「嫌いだったら絶対そこまで詳しくならないだろう」と思うほどの知識量がこもった書き込みもあるんです。

有名なアンチスレとしては、ハ🐹太郎のアンチスレがあります。
あなたは「ハ🐹太郎の悪口を言え」と言われて、そう簡単に言えるでしょうか?
「いや、そんなに詳しくないから思いつかないよ」と感じるのではないでしょうか。
ハ🐹太郎の悪口を言うためには、ハ🐹太郎のアニメを時間を割いてしっかりと視聴し、深く知識を身につけなければなりません。
これを見ると、悪口を言う人がいかにファンと近い性質を持っているかがわかるでしょう。

前は大好きだったものが自分の期待とずれていき、そこに不満を感じて悪口を言うようになるパターンもあるんですね。

このパターンの悪口は、相当愛されていないと言われません。
「今まで好きでいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを抱き、自分の愛され力の高さに自信を持ちましょう。

悪口を言う人の末路

悪口を言う人の末路

悪口は、何よりも言う人自身にとって辛い末路を引き寄せる原因となります。
ここからは、悪口を言う人の悲しい末路について見ていきましょう。

悪口を言う人の末路1:人生の楽しみが減る

悪口ばかり言っていると、人生が楽しくなくなります。
なぜなら、悪口が習慣化することで、悪いことばかりが目につくようになるからです。

どんな人・もの・状況にも、良いところと悪いところがあります。
良いところを見つけようとする習慣があれば、 苦手と感じるものに出会っても、良いところを見つけて幸せを感じられるようになるでしょう。

しかし悪口を言う人は、常にあらゆる物事の粗を探している状態です。
そのため、どんな物事を見ても悪い面が最初に目につき、楽しめなくなってしまうのです。
今まで好きだったものや、これから出会って好きになるかもしれなかったもの。
それら全ての嫌な面ばかりが目につくようになり、豊かさを失うことになってしまいます。

 

悪口を言う人の末路2:悪口を言われる

悪口を言う人は、自分も同じく悪口を言われやすい傾向にあります。
理由は2つ。
1つは、悪口を言う人の周りには悪口を言う人が集まってくるからです。
悪口を言う〇〇さんの周りに集まってくるのは、悪口に参加することに抵抗がない人です。
悪口に抵抗がない人たちということは、〇〇さんのいないところで悪口を言うのは当然だと言えるでしょう。

2つ目は、悪口を言っている人の悪口を言うのは抵抗が少ないからです。
たとえばあなたの周りに、「仕事が遅い」などの短所を持っている〇〇さんがいるとしましょう。
〇〇さんが「仕事は遅いけど優しくて、人の悪口など決して言わない人」だったら、仕事の質に不満を感じても罪悪感が湧いて悪口が言えないはずです。

一方で人の悪口ばかり言っている人だったら、良い印象は持ちませんし、「人のことばかり言っているけど自分は?」と思ってしまいますよね。

また、悪口を言うのに抵抗がある人も、「でも〇〇さん自身だって悪口ばっかり言っているし...」と感じ、〇〇さんの悪口を言うハードルが下がってしまうのです。

こうした理由から、悪口をよく言う人は、言わない人よりも悪口を言われやすい傾向にあります。

悪口を言う人の末路3:言った分だけ自分が落ち込む

悪口を言えば言うほど、言った人自身が落ち込んでいくことを知っているでしょうか?
なぜなら人間の脳は、発した言葉の主語を理解できないという特徴を持っているからです。

例えば「あの人って嫌な人だよね」と言った場合、脳は「あの人」がわかりません。
そのため、自分が「嫌な人」なのだと判断してしまいます。
何度も悪口を言っていれば、その分だけ自分を否定することになり、どんどん自分を傷つけていきます。
その結果暗い気持ちになったり、自己肯定感が下がったりすることになるのです。

悪口を言っている人は、傍から見ると楽しそうに見えるかもしれません。
しかし、実のところは自分の体に着々とダメージを与えているのです。

自分を傷つけるから本当はやめた方がいいのに、快楽や中毒性の強さからやめられずどんどん習慣化していく様は、まるで薬物のようですね。

 

まとめ

今回は、悪口を言う人の心理と末路について解説しました。

悪口を言う人は、心の内に悲しみや劣等感を抱えています。
悪口を言われたら、そんな苦しみを抱える彼らの運命を憐れみつつ、自分の恵まれた現状を教えてくれたことに感謝し、「幸せになれますように」とお祈りしてあげましょう。

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