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きつい言い方をする人の心理と対処法3つ【言い方がきつい人は〇〇ではない】

きつい言い方をする人の心理と対処法3つ【言い方がきつい人は〇〇ではない】

言い方がきつい人って、実は誰よりも〇〇なんです。

今回は、言い方がきつい人の心理と対処法について解説します。

職場の上司や彼氏・彼女、旦那・妻など、きつい言い方をする人と話していると、傷つくことや不快感を覚えることが何度もありますよね。

でも実は、「言い方がきつい人」に抱きやすい「ある誤解」さえ解けば、その苦しみから解放されるんです。

言い方がきつい人と話す際は、こちらの対応が重要です。

対応を間違えると、余計にイラつかせてますます言い方がきつくなったり、振り回されて一方的に疲弊したりすることになります。

正しい対処法を知り、きつい言い方をする人と賢く関わることが大切です。

この記事を読むことで、明日から言い方がきついあの人と話すのが楽しみになるでしょう。

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言い方がきつい人の意外な心理

言い方がきつい人の意外な心理

うまく対処するためにも、まずはきつい言い方をする人の心理について見てみましょう。

言い方がきつい人の心理1:人に好かれたいと思っていない

ほとんどの人は、周りの人とある程度仲良くやっていきたいと思っています。

しかしこのタイプの人は、他人と仲良くする気がありません。

人に好かれたいと思っていないため、愛想笑いをしたり優しく言葉を伝えたりする気がないのです。

冷たい人間と感じるかもしれませんが、あくまでも「人に好かれなくてもいい」と思っているだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

一見怖く見えますが、特別「他人を攻撃したい」と思っているわけではないため、あなたに害を与える人間ではないんですね。

言い方がきつい人の心理2:自分に自信がない

言い方がきつい人の中には、自分に自信がない人も多くいます。

というのも、「強く自分の意見を押し通さないと、言い負かされて自分を否定されるのではないか」と恐れているためです。

自分に自信がある人は周りに意見を言われても、「あなたはそう思うんですね」と思うだけなので、自分を否定されたとは感じません。

一方で自分に自信がない人は、周りに意見を言われると「お前は間違っている」と言われたように感じてしまいます。

周りの意見や反論で傷つきたくないため、強く言って無理やり意見を押し通し、反論の余地を与えないようにしているんですね。

つまり強気に見えたあの人は、実は誰よりも繊細だということがわかります。

言い方がきつい人の心理3:白黒つけたい

「すぐに白黒はっきりさせたい」というややせっかちさんなタイプです。このタイプは、曖昧な話し方をされるのが苦手です。

「相手が何を言いたいのか」「事実はどうなっているのか」がはっきりしないとイライラして、つい言い方がきつくなってしまうのです。

こちらが言い方のきつさに萎縮すると、余計に自信がなさそうに見えて、言い方のきつさがアップします。

強く言うのが苦手な人からしたら、だいぶしんどいタイプですよね。

 

言い方がきつい人の対処法

言い方がきつい人の対処法

これまで解説した心理をもとに、実際の対処法について見ていきましょう。

言い方がきつい人の対処法1:ゆっくり話す

言い方がきつい人と話す際は、ほどよくゆっくり話すことを心がけましょう。

ゆっくり話すことで、相手のペースを落としやすくなるためです。

言い方がきつい人は、大抵話すスピードも速いのではないでしょうか。

そのため、相手のペースに飲まれてこちらも速く話しがちですよね。

しかし早口で喋ると、自分も相手も余計に焦りを感じたり、イライラしたりしてしまいます。

そのため、あえてゆっくり話すことが重要なんです。

相手が早口だとこちらも早口になるように、こちらがゆっくり喋れば相手もゆっくり喋ります。

ゆっくり喋ることで心が落ち着いてくるため、こちらも相手も落ち着いて喋れるようになるのです。

とはいえ、この方法には2つ注意点があります。

注意点【1】

1つは、過度にノロノロ喋らないこと。

あまりにも遅すぎると、相手も余計にイライラしてしまいます。

あくまでも「早口になりすぎないようにする」程度の気持ちでスピードを抑えましょう。

注意点【2】

2つ目は、弱々しく喋らないこと。

早口だと言い方がきつく聞こえるように、ゆっくり喋ろうとすると言い方が弱くなりやすくなります。

しかし弱々しい喋り方をすると、同じくまた相手がイライラしてしまうため、あくまでもはっきりゆっくり喋ることを意識しましょう。

はっきり喋るメリットについては、これから紹介します。

 

言い方がきつい人の対処法2:はっきり話す

この対処法は、先ほど解説した心理のうち、「白黒つけたいタイプ」におすすめです。白黒つけたいタイプの人は、自信なさげな態度や曖昧な返事が苦手です。

その曖昧さをはっきりさせるために、言い方がきつくなっています。

であればこちらがはっきりと話せば、言い方をきつくする必要がなくなり、改善されます。

はっきり話すのが苦手な人ほど、ちょっと大げさなくらいはっきり言いたいことを伝えましょう。

とはいえ、はっきり物事を伝えるのって難しいですよね。

特に合っているかわからないこと、まだはっきりとは決めていないことだと、はっきり伝えていいのか不安になるものです。

しかしよほど重要な事項でなければ、はっきり言ったことが間違っていても、そこまで大変な結果にはなりません。

誰だってミスや勘違いはするため、「1回も間違えてはいけない」と神経質になる必要はないでしょう。

また、間違っているとわかれば後で訂正することもできます。

言い方がキツイ人にとっては、自信なさそうに伝えられるよりも、はっきり伝えて後から「あっやっぱりあれ間違ってました!」とはっきり訂正されるほうが嬉しいものです。

つい自信なさげな話し方になってしまいがちな人は、意識的にはっきり話すことを心がけてみてください。

言い方がきつい人の対処法3:相手は怪物ではないと知る

言い方がきつい人を見ると、「自分を攻撃しようとしているのではないか」と感じ、自分を支配する怪物のように思えますよね。

そのため、「支配されてたまるか」という苛立ちや、傷つけられる恐怖を感じるでしょう。

しかし実は、それこそが冒頭で話した「誤解」なんです。

人によって異なるものの、言い方がきつい人の多くはぶっちゃけ相手を攻撃するつもりなんてありません。

先ほど解説した心理を見ると、言い方がきつい人はどの人も、悪意がないとわかります。

人に好かれたいと思っていないタイプは、ただ人に興味がないから優しい言い方をしないだけで、「攻撃してやろう」などとは思っていません。

自分に自信がない人の場合、自分を守ろうとして言い方がきつくなっているので、攻撃というよりはむしろ防御反応です。

白黒つけたいタイプも、ただ物事をはっきりさせたいだけなので、悪意や攻撃意欲はありません。

このようにいずれも悪意がないとわかれば、怖さや不快感は和らぐのではないでしょうか。

例えばヒーローショーで悪役が出てきても、実際の事件ほどの恐怖は感じませんよね。

怖めの演技をしていたら少しびっくりするかもしれませんが、本気で命の恐怖を感じることはないはずです。

これは、「相手は役者であり、演技としてやっているだけ。本気の悪意はない」と分かっているからです。

言い方がきつい人もこれと同じです。

「言い方はきついけど、別に自分を脅かそうとしているわけではない」。

そうわかれば、「あくまでもただ『そういう言い方をする人』というだけなんだ」と思えて、いくらか冷静になれるでしょう。

また、「言い方がきつい人って気が強くて悩みとかなさそう「人に気を使わなそう」と思っている人も多いかもしれませんが、それも誤解です。

そういうタイプもいますが、中には自分の言い方のきつさに悩んでいる人もいます。

YouTube「言い方がきつい」と検索すると、候補に「直し方」と出るのを知っていますか?

「直し方」

これは、言い方のきつさを直したいと思っている人が一定数いることを表しています。

このように、相手は恐れ知らずの怪物などではなく、れっきとした人間です。

悩みを持つ同じ人間だと思えば、もう恐れる必要はないでしょう。

 

まとめ

今回は、言い方がきつい人の心理と対処法について解説しました。

言い方がきつい人を見ると、自分を攻撃する悪い怪物のように思えてしまいますよね。

しかし本当は、ただ他人に好かれたいという気持ちがないだけであったり、反論を恐れる繊細な心を持っていたりするケースがほとんどです。

決して恐れるべき相手ではないため、今回紹介した対処法をもとに上手に付き合ってみてくださいね。

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