SNS。あなたの人生を粉々にします。
「SNS見てると病むし疲れる…やめたい…」
そう感じていませんか?
ツイッター(X)などのSNSに依存することで、社会的不安や寝不足、恐怖といったSNS疲れを引き寄せる危険性があります。
今回は10年続けたツイッターをやめてみた私が、SNSをやめた方がいい理由について解説します。
私がやめるに至った理由とやめてよかったことについては、過去の記事で解説しています。
また後半では、逆にやめることで生じるデメリットについても解説します。
デメリットを知らずにやめると後悔したり、せっかく思い切ってやめたのにすぐに中毒状態に戻ってしまったりすることにもなりかねません。
SNSをやめるべきか迷っている人は、デメリットを把握してからやめる決断をすることで、よりしっかりと断ち切れるでしょう。
SNSが原因で心を病みたくない人、SNSデトックスしたい人は、ぜひご覧ください。
聞き流しできる&映像つきで見やすい動画verはこちら
SNSをやめた方がいい理由
SNSをやめるべき理由を、実体験をもとに3つ解説します。
SNSをやめた方がいい理由1:知らなくていい情報が嫌でも入ってくるから
SNSには、知らなくていい情報で溢れています。
悲しい事件や事故の話、炎上騒動、それらはあなたや私に関係があるでしょうか?
いいえ、ほとんどが全く関係ありません。知ったところで、その問題を解決することは私たちにはできませんよね。
知らなくていいことは知らなくていいんです。
しかしSNSをやっていると、そうした情報が嫌でも入ってきます。
フォロワーの投稿やいいね、リツイート、おすすめ機能、ありとあらゆる場所に現れるため、逃げ場はありません。
「でも感染症とか災害とか知っておいたほうがいいニュースはあるじゃん!」
そう思ったでしょう。
しかし、こうした本当に知るべき情報は、SNSをやっていなくても意外と入ってくるものです。
テレビやラジオ、町内放送、友人や家族との会話、SNS以外のサイトなど、いくらでも流れてくる機会はあるでしょう。
それらを通して重要そうだなと思ったら、そこで初めて検索すればいいんです。
SNSをやめた方がいい理由2:いいねと承認欲求は麻薬だから
今度は、私たちの投稿につくいいねの数について見てみます。
投稿にいいねがつくことに喜びを感じて、SNSを続けている人は少なくないでしょう。
たしかに、いいねをもらえるとテンションが上がりますよね。
しかしいいねと承認欲求はときに、麻薬のように私たちを苦しめる存在にもなります。
なぜなら、SNSにおけるいいねはもらえばもらうほどその幸せに慣れていってしまうためです。
最初は30いいねで満足できていても、100いいねもらえるのが当たり前になれば、30いいねがひどく少ない数に見えます。
しかし30人にいいねをもらえたということは、学校のひとクラス全員から賞賛されたということになります。
あなたは今までの学生生活で、そんなに凄い体験をしたことがあるでしょうか。
このように、人間は賞賛をもらえてもより大きな賞賛が欲しくなり、どんどん離れていくゴールを追いかけ続けてしまうのです。
以前の記事でもお話ししましたが、私がSNSで見た人の中には、7000いいねもらった投稿を「いいねが少ない」と感じて削除する人もいました。
このように、「ここまでいいねをもらえばさすがに満足するだろう」というラインは存在しません。
たくさんの賞賛を得たという幸せも、数時間後には「次はこれを超えなきゃ」というハードルに変わってしまう。
快楽を求めてどんどん求める量が増える様は、麻薬と一緒ではないでしょうか。
私自身も、ツイッターをやめて承認欲求の苦しみから解放されました。
「YouTubeというSNSをまだやってるやんけ」と言われたら何も言えませんが、それでもツイッターに比べると評価への執着度は段違いです。
ツイッターはとりわけ承認欲求を煽りやすいツールであるため、注意が必要です。
「いきなりやめたら、いいねがなくなって苦しみそう...」と思うでしょう。
しかし実際にやめてみた感想としては、意外とそこまで苦しみません。
自分の作ったものをまとめてどこかに保存して、それをたまに見返すだけでも自画自賛して十分に楽しめます。
いいねの数で悩んでいる人は、一度自分で自分を褒めるだけで意外と楽しいという体験をしてみてください。
自己満足・自画自賛はネガティブな印象のある言葉ですが、誰も傷つけず、自分は幸せになれる最高の手段です。
SNSをやめた方がいい理由3:好きなものまで嫌いになるから
SNSは時に、あなたが大好きなものを嫌いにさせてしまいます。
SNSを、好きな作品や人物の情報収集ツールとして利用している人は少なくないでしょう。私もそうでした。
しかし、SNSで入ってくる情報は必ずしも必要とは限りません。
例えば、好きな漫画があったとしましょう。
気になって作者のアカウントを見てみたら、性格が苦手なタイプだった経験はないでしょうか。
作者と作品は別物だと頭じゃわかっていても、心が追いつかないですよね。
カラダはシンプルなので、これによって今までの純粋な気持ちでは漫画を楽しめなくなってしまうかもしれません。
超絶大きな問題ではないけど、今後楽しむときに思い出してなんとなく引っ掛かっちゃう情報ってありますよね。
まさに知らぬが仏です。好きなものを深掘りしたくなる気持ちはわかりますが、ときには知らなくていいこともあったりします。
「好きなものについてとことん知っておくのがファンの礼儀でしょ」と感じている人もいるでしょう。その気持ちはよくわかります。
しかし、知ったことで純粋に好きでいられなくなるのであれば、あなたもその作り手も幸せにはなれません。
であれば、むしろ知りたいところだけ見ていればいいのではないでしょうか。
私も好きなもののバックグラウンドや作者の情報はあまり調べなくなりました。
これによって、知ったら幸せな情報もたくさん見落としているでしょう。
しかし、その作品を楽しんでいる時点で十分幸せになっているので、今のところ困っていません。
SNSをやめるデメリット
「SNSをやめたいけど、デメリットもあるのでは...」と心配している人も多いでしょう。
ここからは、SNSをやめるデメリットについて紹介します。
SNSをやめるデメリット1:SNSの友達と離れることになる
SNSの中で繋がった友達と縁が切れるのは、悲しいポイントかも知れません。
特にSNSは、リアルでは見つけにくい趣味の同胞も集まりやすいため、SNSをやめたことで趣味の話ができなくなるのは寂しいでしょう。
とはいえ本当に大切な友達であれば、ほかの連絡先を聞いたりして繋がり続けることもできます。
そのSNSにこだわる必要はないため、ほかの方法で繋がることも検討しましょう。
SNSをやめるデメリット2:流行に乗れなくなる
SNSは新鮮な情報を手に入れることに向いているため、やめることで今の流行をキャッチしにくくなります。
とはいえ、流行をキャッチすることはそこまで重要でしょうか。
流行をキャッチし損ねても、意外と人生に問題は起こりません。
むしろいっときの流行に流されて余計なものを買ってしまうことも少なくないでしょう。
あえて流行を知らずに生きることで、最新の情報を追い続けねばならないという強迫観念から解放されるかもしれません。
特定のジャンルについての情報だけ知りたい場合は、そうした情報のみを淡々と掲載するSNSアカウントや、ジャンル特化のニュースサイトを定期的に見に行く形にするとよいでしょう。
まとめ
今回は、SNSをやめるべき理由について解説しました。
SNSは、やっていなければ味わうことのなかったさまざまなネガティブ感情をあなたに発生させます。
SNSにずっと傷つけられてばっかだった人は、一度やめてみることを検討してみてはいかがでしょうか。
最新の内容はYouTubeチャンネルにて!