SNSをやりすぎると、心がどんどん疲弊し、限りある時間が無駄になります。
「SNSって疲れる…もうやめたい…」
そう悩んでいませんか?
今回は、10年間続けたSNS(X/ツイッター)のアカウントを削除した私が、やめた理由とやめて変わったことを紹介します。
私は起床直後や寝る前、通勤・通学中、仕事や学校、帰宅後、トイレにいるとき、あらゆる時間のすべてをSNSに捧げてきた重度の中毒者です。
結論、SNSをやめたら、生活がとても豊かになりました。承認欲求やストレスから解放され、炎上に病むこともなくなり、さまざまなところに良い影響が出ています。
長く続けてきたSNSを断ち切るのは簡単ではありません。やめるべき理由を知らずになんとなくやめても、すぐにまた見たくなってしまうでしょう。
今回の動画を通して、SNSの問題点ややめるメリットを明確に知っていただければ、SNSを完全に断ち切りやすくなります。
最近ではSNSがうつ病を引き起こす危険性がある、という話も耳にするようになってきました。
SNS依存症から抜け出したい方、SNS断ちやSNSデトックスをしたい方はぜひお読みください。
聞き流しできる&映像つきで見やすい動画verはこちら
現在の状況
まずは簡単に、現在の状況を紹介します。
私は1年前、10年やってきたXのアカウントを消しました。最後の3年はほとんど投稿していなかったので、実質もう少し前からやめていたことになります。
現在も仕事や動画作りで必要なとき、リアルタイムな情報が欲しくなったときはたまに検索機能だけ使います。
しかし、投稿をしたりタイムラインをぼーっと眺めたりすることは無くなりました。
ちなみにFacebookやインスタグラムについては、もっと前にやめています。
SNSをやめた理由
SNSをやめるに至った理由を紹介します。
同じ気持ちを抱えていないか、ぜひチェックしてみてください。
SNSをやめた理由1:見たあとにいつも後悔しているから
SNSを見たあと、あなたは本当に心から「楽しかった!」と感じていますか?
私は閲覧したあと、いつも後悔していました。
確かにSNSは、面白い投稿にあふれています。しかし一度開くと、ネガティブな情報も絶対に入ってきます。
全く知る必要のない炎上を見て落ち込んだり、何かに怒っている人を見て自分までイライラしてきたりします。
「趣味で落ち込むなんて意味ないじゃん」と思い、SNSをやめました。
SNSをやめた理由2:見たあとに何も残らないから
SNSは多くの場合、見ても何も残りません。
SNSで面白い投稿を見て笑うことはたしかにあります。
しかし、後を引くほどの深い笑いや、人生を豊かにする情報にはなかなか出会いません。
私がSNSを見ていた時、ある面白い投稿を見て笑ったことがありました。
しかしその数秒後、どんな投稿に笑ったのかを思い出そうとしたら思い出せなかったことがありました。
めちゃくちゃ怖くないですか?
普段自分が、どれだけ適当に見ているかを思い知らされた瞬間でした。
SNSをやめた理由3:いいねの数が気になるから
SNSをやる上で避けられないもの、それが「いいねの数に追われること」です。
投稿をしたあと、通知の数字が増えていないと不安になりますよね。
他人といいねの数を比べて落ち込む日も少なくありません。
これらは、SNSさえやっていなければ絶対に発生しない悩みです。
こうした悩みから解放されたかったというのも、やめた理由の1つです。
SNSをやめて変わったこと
SNSにはさまざまなデメリットがあるため、やめるとだいぶ心が軽くなります。
具体的には、以下のように様々な良い影響がありました。
SNSをやめて変わったこと1:時間が増えた
あなたは、特に目的もなくタイムラインを2時間くらい眺めていたことはないでしょうか?
SNSをやめれば、その時間全てを有益な事柄にあてられます。
空いた時間を使って勉強や仕事をするのももちろんいいでしょう。
しかし、その時間をゲームなどの趣味にあてても構いません。
「それじゃ意味ないじゃん!」と思われたことでしょう。
しかしぼーっとタイムラインを見ているよりは、自分の意思で選んだゲームをやったほうがよっぽど意味があります。
私もSNSをやめたことで、時間が大量にできました。今はその時間を、仕事や瞑想、読書などにあてています。
SNSをやめて変わったこと2:投稿を見て無駄に落ち込まなくなった
SNSを見ていると、無駄に落ち込むことが増えます。
例えば、知る必要のない炎上の話を聞いて余計な怒りや悲しみを抱きます。
SNSを見なければこの情報を知ることもなく、ネガティブな感情を抱くこともなかった。
そう思うと、損をした気持ちになりませんか?
また、SNSには常に何かに対して怒っている人がいます。
その人を見て怒りが伝染し、自分もイライラしてくることは少なくありません。
これも、SNSをやっていなければ感じる必要のなかったネガティブ感情です。
SNSを見なくなることで、ネガティブな感情を発生させるきっかけが減り、穏やかに過ごせるようになりました。
SNSをやめて変わったこと3:いいねの数で落ち込まなくなった
SNSをやっていると、どうしてもいいねなどの数が気になります。
いいねの数という自分でコントロールできないものに毎日一喜一憂していれば、どんどん心は病んでいきます。
しかしこのような悩みもまた、SNSをやっていなければ本来発生しなかったはずです。
SNSをやめることで「いいねの数が気になる」という悩みが1つ消えると思うと、かなり大きいのではないでしょうか。
「でもいいねがたくさんついたら嬉しいじゃん!」そう思うでしょう。
しかし、そうとは限らないのが人間の怖いところです。
というのも、人間は良い状況にどんどん慣れて、期待が膨らんでいくからです。
SNSを始めたての頃は、5いいねもらっただけでも嬉しかったでしょう。
しかし、そこからどんどんフォロワーが増えて、平均で20いいねくらいもらえるようになったらどうでしょうか。
5いいねで止まった投稿が、ひどく劣っているように見えます。
このようにもらえる評価の数が増えれば増えるほど期待のハードルが高くなり、それを超えられなかったときに落ち込みます。
私が投稿を見ていた人の中には、「いいねが少ないので消しました」と7,000いいねくらいの投稿を消した人がいました。
このことからも、期待のハードルがどんどん上がっていく苦しさがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ちなみに他人に期待して苦しむことの多い人には、「期待しない生き方」の記事もおすすめです。
SNSをやめて変わったこと4:劣等感を抱かなくなった
井の中の蛙は、大海を知らなくていいんです。
SNSにはすごい才能を持った人がたくさんいます。
絵がうまい人、すごいものを作る人、あなたの推しに関する知識量がすごい人。
そういった人たちを日常的に見ていると、
- 「自分って全然絵うまくないな...」
- 「この人に比べたら推しの知識量少ないし、愛が足りないのかな...」
と比較して、どんどん劣等感を抱いていきます。
しかしSNSさえやらなければ、今自分が持っている知識や技術だけで十分満足できていたのではないでしょうか。
「井の中の蛙大海を知らず」と言いますが、別に大海など知らなくてもいいんです。
趣味の世界ならなおさらでしょう。
自分が自分のできる範囲で好きな絵を描いて満足できるなら、それでよかったはずです。
しかしSNSを見て、自分よりもうまい人を目の当たりにすると、劣等感を抱き、比較をして苦しむようになります。
その人の技術の高さに加えて、いいねが可視化されているともなると、抱く劣等感の量は半端ないでしょう。
いつしか絵を描く目的は、「自分の好きなように描いて自分が満足する」から、「うまい絵を描く」「うまい絵を描いて評価される」に変わってしまいます。
その結果、自分の好きな絵を書けなくなり、楽しくなくなります。
私も人の投稿と優劣を比較して、常に落ち込んでいた1人です。
SNSをやめてからは、誰かと知識量や技術を比較することもなくなり、自分の好きなものを好きなように楽しめるようになりました。
SNSを止めれば、良い意味で井の中の蛙に戻れます。
他人と比較することなく、自分の好きな物事を自分の好きな範囲で楽しめるんです。
まとめ
SNSをやめたことで、無駄に精神を疲弊することがなくなりました。時間にも余裕が生まれたため、今とても幸せです。
SNSをやめるか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
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