実は他人に興味がない人は優しいのではなく、○○なだけなんです。
今回は、他人に興味がない人が優しい理由と、他人に興味がないメリットについて解説します。
他人に興味がない人=優しいという話を聞くと、「ほんとなの?」と思いますよね。
しかし実は、この説には意外な真実が隠されていたんです。
この事実について知らないと、他人に興味がない人を一生誤解したままになってしまいます。
ぜひこの記事で、他人に興味がない人の生態について知っていただければと思います。
また、最後は他人に興味が持てないことのメリットについても解説します。
実は他人に興味を持たない生き方は、仕事や恋愛など生活の様々な面において本人に様々なメリットがあるんです。
メリットを知ることで、あなたも適度に他人へ無関心になって、より快適に人生を生きやすくなるでしょう。
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他人に興味がない人が優しい理由
まずは、他人に興味がない人が優しい理由について見ていきましょう。
他人に興味がない人が優しい理由1:他人がどうなっても構わないから
他人に興味がないということは、他人が何をしてどのような末路をたどろうと構わないということ。
このように言うと冷たく感じますが、こうした特徴を持つ人は意外と周りから優しいと感じられます。
なぜなら、相手の身を案じて怒ることがないからです。
他人に興味がある人は、大切な人に対し「そんなに体に悪いものばかり食べたら病気になるよ」などと相手の身を案じて怒ることがあります。
こうした発言は優しさから来ている一方で、相手からしたら干渉しすぎに思えて、面倒に感じることも少なくありません。
しかし他人に興味がない人は、他人がその人自身の行動で悪い結果を招いても自分には関係ないと思っています。
そのため、他人が危険な行動などをしていても指摘しません。
すると結果的に、「あまり怒らなくて優しい人だ」と感じられるのです。
他人に興味がない人が優しい理由2:他人と深く関わる気がないから
他人に興味がない人は、他人と深い関係を持ちたいという気持ちがありません。
そのような人も、他人から見ると優しく思えることがあります。
なぜなら、他人に興味がないからこそ、波風を立てるようなことはしないからです。
あなたの友達にどうしても1つだけ苦手な部分があった場合、これから長い付き合いをしていくからこそ直してほしいと思って、苦手な部分について指摘するケースがあるでしょう。
しかし、どのような振る舞いをするのが正しいと思うかは、人の育ち方によって様々です。
指摘された部分がその友達にとって変えたくないと思っている部分であった場合、そこで衝突が起こるでしょう。
その結果、友達から「干渉しないでほしい」「面倒だ」といったネガティブな感情を持たれてしまうことがあります。
一方で他人に興味がない人は、そもそも友達とあまり深い関係を構築しようとしません。
関わっている人に多少嫌な部分があっても、深い関係性を構築する気がないため、わざわざ指摘しないのです。
あなたも長く一緒にいる友達の嫌な部分はどうしても指摘したくなりますが、通りすがりの知らない人が感じの悪い人でも、1人ずつ指摘したりはしませんよね。
このように周り全員を関係性の薄い人間だと思っているからこそ、わざわざ指摘などしないのです。
他人に興味がない人が優しい理由3:自分が第一優先だから
他人に興味がない人は、他人よりも自分を優先します。
自分中心と聞くと優しくなさそうに見えますが、これもまた意外と優しそうに見えることがあります。
他人への興味が強い人は、しばしば自分を犠牲にして他人を助けることがあります。
親は子供が「高いところからジャンプする」などの危ない遊び方をしていたら、もう繰り返さないように、子供の身を案じて強く叱ることがありますよね。
また、昔話の泣いた赤鬼に出てくる青鬼のように、自分が悪者になって他人を救うケースもあるでしょう。
このような人々はたしかに優しい人々ではありますが、一方で、一部の人からは冷たい人と思われることもあります。
子供は危ない遊びを叱る親よりも、危ないことを静止せず、一緒に遊んでくれる周りの友達の方が優しいと感じるかもしれません。
泣いた赤鬼に出てくる人間たちは、青鬼をずっと悪い鬼だと思ったままでしょう。
このように誰かへ真の優しさを向けることには、時に嫌われるリスクがついて回るのです。
一方で、自分を第一優先にして生きれば、一切波風立てず生きることが可能となります。
「自分が悪者になればこの人を救える」と思っても、自分が悪者になって他人を救うリスクより、自分を守ることのほうが大切であるため、わざわざ自分が悪者になることはありません。
そのため、結果的に優しい人だと感じられやすくなるのです。
他人に興味がない人が優しい理由4:他人に期待しないから
他人に期待しない人は、優しいと感じられやすい傾向にあります。
なぜなら、人間が他人に対して怒るとき、その怒りは必ず「他人への期待」から発生しているためです。
他人に期待すると、他人に対して「私の期待通りに動いてほしい」という気持ちが働きます。
しかし他人は自分とは別の生き物であるため、自分の期待通りに動くとは限りません。
そのため、期待を裏切られることは少なくないでしょう。
期待を裏切られたとき、その期待の感情は「なんで期待通りに動いてくれないの?」という怒りの感情に変わります。
その結果「そういうことするのはやめて」と行動を変えさせようとしたり、「あなたにはがっかりした」と失望の気持ちをぶつけたりします。
そうした発言をされた相手は、不快感やショックを覚えるでしょう。
一方で他人に興味がない人は、他人に期待をしません。
他人に期待しないということは、他人がどのような行動をとっても怒りを覚えないということです。
他人がなにをしても怒りをぶつけたりすることがないため、周りも「この人は怒らなくて優しい人だな」と感じるのです。
他人に期待することの危険性や期待しない方法について知りたい人は、過去の記事「他人に期待しない生き方」もぜひご覧ください。
他人に興味がない人のメリット
ここまでの内容を見ていると、「他人に興味がない人って実は優しくないんじゃない?」と思われたかもしれません。
そう、実は他人に興味がない人は優しいのではなく、「優しく見える」だけなんです。
そのため、「そんな人にはなりたくない」とネガティブな印象を覚えた人もいるでしょう。
中には「他人に興味がないけど、こういうところ直したほうがいいのかな...」「他人に興味を持つ方法が知りたい...」と思った人もいるかもしれません。
しかし、他人に興味がない部分を直す必要はありません。
なぜなら他人に興味がないという性質は、本人にとって様々なメリットがあるからです。
ここからは、他人の興味が持てないことのメリットについて見ていきましょう。
他人に興味が持てないことのメリット1:他人に苛立たない
先ほどの通り、他人に興味がない人は他人に期待をしていません。
そのため、他人が自分の思い通りに動いてくれなくても、苛立つことがなくなります。
「怒りの抑え方」の記事でも解説しましたが、怒ることには大抵メリットが何一つありません。
怒っても相手が変わってくれるとは限りませんし、状況が余計に悪くなるだけです。
他人への興味が薄く、あまり他人に対して感情的にならない人生は、穏やかな幸せをもたらしてくれるでしょう。
他人に興味が持てないことのメリット2:面倒ごとに巻き込まれない
他人に興味があると、知人や友達も増えやすくなります。
「多くの人に囲まれる人生」と聞くと華やかな印象を覚えますが、実際はツラいことも多くあります。
逆に周りから干渉されたり、面倒なトラブルに巻き込まれたりする機会も増えるためです。
一方で、他人に興味を持たず、基本的に自分1人で行動していれば、面倒ごとに巻き込まれることもなくなります。
周りに生活を乱されることなく、自分の好きなことに打ち込める自由な人生を送れるでしょう。
他人に興味が持てないことのメリット3:周囲の声に惑わされない
他人に興味がある人は、周りに何かを言われた際、その声に影響を受けて意見を変えることがあります。
例えば、将来の夢を親や友達に打ち明けて否定された際、「たしかにそんな簡単な道じゃないかもな…」と諦めてしまうことがあるのです。
しかし他人に興味がない人は、他人の声を重要視していないため、「いや自分がやりたいだけだから周りは関係ないし」と自分の意見を変えません。
そのため人目を気にせず、自分の軸をしっかりと持って自分の道を歩いていくことができます。
周りを気にせず生きていきたい人は、「他人の目を気にしない方法」の記事もぜひご覧ください。
まとめ
今回は、他人に興味がない人が優しい理由と、他人に興味が持てないメリットについて解説しました。
他人に興味がない人は、他人を思いやる優しい人なのではなく、優しく見えるだけである場合がほとんどです。
そう言うとネガティブな印象がありますが、実は他人に興味を持たないほうが人生を心地よく過ごせるうえ、周りにも干渉されすぎず快適に生きていけるんです。
他人に興味がない人は、ぜひその長所を生かして過ごしてみてくださいね。
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