「『心配事の9割は起こらない』?残りの1割が怖いんだけど!」
そう思いますよね。でも大丈夫です。
心配事が頭から離れない状態にあると、生活のさまざまな場面に支障が出ますよね。
心配事に対する誤った捉え方をしていると、動悸や不眠などの問題を引き起こし、どんどんあなたを苦しめていきます。
今回は、心配事を忘れる方法・考え方について解説します。
記事を読めば、起きていないことに振り回されて苦しくなることが激減し、ストレスなく軽やかに毎日を送っていけるようになるでしょう。
よく聞く名言「心配事の9割は起こらない」でつい気になっちゃう「1割」のほうも解決するので、ぜひご覧ください。
最後には、心配事を抱えている人が絶対にやってはいけないNG行為についても解説します。
これを知らずにやってしまうと、自分を自分で追い詰めてよりつらい思いをすることにもなりかねないため、ぜひ知っておいてください。
心配事が絶えない人、心配事を忘れる方法が知りたい人は、ぜひ最後まで見てもらえたら嬉しいです。
また、1秒で不安を消す方法について紹介した記事もぜひご覧ください。
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心配事を忘れる方法3選
まずは、心配事を忘れるために知っておきたい考え方について紹介します。
心配事を忘れる方法1:心配事の9割は起こらないと知る
有名な話のため知っている人も多いかと思いますが、今一度胸に刻んでください。
あなたが心配しているその事柄は、96%起きないんです。
アメリカで行われた研究によると、心配事が実現した割合は20%でした。
しかも20%のうちの16%は、準備をしておけば対応可能なこと。
つまり9割以上の心配は、取り越し苦労ということですね。
なので何かが心配なのであれば、「どうせ起こらないんだろうな〜」と思ってください。
とはいえ、
「いやいや、残りの1割が怖いんだよ!」
ぶっちゃけそう思いませんか?私もそう思う側の人間でした。
起こる確率が低いとは言っても、やっぱり不安ですよね。
でも、安心してください。
残り1割が起こっても、あなたは永遠の絶望に突き落とされることはありません。
これについては、今から解説していきます。
心配事を忘れる方法2:実現した=絶望ではないと知る
心配事の9割は起きないけど、1割は起こります。
とはいえ、心配事が実現しちゃっても大丈夫。
なぜなら実現したからといって、「完全な絶望に一生溺れ続ける」なんてことはないからです。
たとえば、「スピーチで失敗するのではないか」という心配が実現して失敗したとしましょう。
この場合、その日は恥ずかしくてたまらないかもしれません。
しかし、その恥ずかしさは今後の人生で一生続くのでしょうか。
いいえ、たかだか数日、長くても1ヵ月くらいで消えるでしょう。
なんなら時間が経てばその話は、ウケを狙える鉄板のおもしろ失敗エピソードになっているかもしれません。
「大問題になって大変なことになったけど、今は立ち直れた」。
「当時は大変だったけど、ぶっちゃけ今はもう関係ない」。
過去に大変な目にあった人の中には、こういう人も少なくないのではないでしょうか。
これに関連する内容として、「失敗したときの立ち直り方」の記事もぜひご覧ください。
こちらを見ることで、「トラブルがあっても意外と簡単に立ち直れるじゃん」とわかります。
心配事を忘れる方法3:どんなツラい状況も慣れると知る
先ほどの通り、心配事が実現して大変なことになったとしても、その苦しみはいつか消えます。
スピーチで失敗して恥をかいたって、その恥ずかしさは数日で消えるでしょう。
「スピーチで恥をかいたくらいならいいよ。
自分が心配してるのは、急に貧乏になって貧しい生活を強いられるとか、事故に遭って今まで通りの生活ができなくなるとか、そういうことなんだよ」。
そう思う人もいるでしょう。
でも安心してください。
人間は、どんなに苦しい状況でもすぐに適応できます。
今までと大きく生活が変わっても、それはいつかあなたにとって当たり前になるんです。
貧乏になって今より狭い家に引っ越すことになった場合、最初は居心地の悪さに毎日苦しい思いをするでしょう。
しかし数日暮らし続ければ、その家での生活が当たり前になります。
そうなれば、初日ほどの苦しみはもう感じないでしょう。
大失敗したことで生活が激変して、「こんな生活やっていけない!」と思うことがあるかもしれません。
しかし時間が経てば、それが当たり前になります。
当たり前になってしまえば、生活が激変した直後の絶望を味わうことはもうないんです。
「嘘だ〜。そう簡単に慣れるとは思えないんだけど」。
そう思う人は、逆のパターンを想定してみましょう。
あなたは、歯を痛めたことがあるでしょうか。
歯を痛めると食べ物をろくに食べられず、苦しい思いをすることになります。
そのぶん歯が良くなった日には、食べ物を美味しく食べられることへの幸せを深く感じられるでしょう。
しかし、その幸せは長く続きません。
3日も経てば、歯が痛くないことはあなたにとって当たり前に戻ります。
そして、食べ物を美味しく食べられることも当たり前になってしまいます。
その結果、歯の痛みがなくなった初日ほどは食べ物を美味しく食べられなくなるでしょう。
これはまさに、「生活の変化に慣れた」ということになるのではないでしょうか。
「不幸から脱出したという幸せ」にすぐ慣れてしまうように、「幸せを失ったという不幸」もすぐ慣れるものです。
何か大きなトラブルが起きて、今の生活を失うことを心配している人は多いでしょう。
しかし、今の生活を失っても大丈夫です。
あなたにとっての当たり前の生活が、「今の生活」からその「新しい生活」に変わるだけの話です。
だから、心配しないでください。
心配事が大きくなるNG行為
今から言うNG行為を行うと、あなたの心配な気持ちを余計に増大させることになります。
その行為とは、「余計な失敗談を見る」というものです。
何かが心配なら、その心配が実現した人のエピソードは見ないでください。
交通事故に遭うことを心配している時、交通事故に遭った人のエピソードは読まないでください。
その人の苦しみに感情移入し、余計に怖くなります。
「交通事故にあって、とても痛かったしお金も失いました」というエピソードを読んで、「痛みのことだけ心配してたけど、たしかにお金もかかるよな...」と新たな不安を呼んでしまうことにもなりかねません。
悲惨な話は視聴率や注目を集めやすいため、こうした話題を中心に取り扱うメディアは多くあります。
たしかに過去の怖い事件の動画とかって、流れてくるとついつい見ちゃいますよね。
ですが本当に不安をなくしたいのであれば、こうした暗いメディアからは距離を置くのがおすすめです。
ノンフィクションの失敗談はもちろん、暗い題材を扱った漫画作品などに関しても、不安を抱えている時はなるべく避けたほうが良いでしょう。
私も暗い漫画やアニメは大好きですが、自分に関係のある暗い題材の話はなるべく読まないようにしています。
ただし、見てもいい失敗談が1つだけあります。
それは、ハッピーエンドで終わる失敗談です。
「失敗したけど立ち直れた」というパートまで書かれているのであれば、むしろ読んだほうがいいでしょう。
その失敗談は、「失敗してもなんとかなる」ということをあなたに教え、心を支えてくれるからです。
不安になりやすい人は、今抱えている不安を加速させるような怖い話はなるべく読まないようにしてみてください。
まとめ
あなたは「こうなったらどうしよう」と不安に思っているかもしれませんが、そもそも「こう」なったら本当にヤバいのでしょうか。
「こう」なったことで、あなたはこれからの人生、永遠に地獄へ突き落とされ続けるのでしょうか。
いいえ。全ての苦しみはいつか終わるか慣れるので、永遠に苦しみ続けるなんてことは絶対ありません。
あなたの心配が実現しようとしなかろうと、あなたは無敵です。
別に実現したって問題ないので、あなたはもう心配しなくて大丈夫。
これからは、目の前だけを見て気楽に生きてください。
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