悩んでる人に〇〇する人は、いい人なのに嫌われます。
「職場のあの人、いい人なのに好きになれない...」
「いい人になれるよう頑張ってるのに、いつも嫌われる...」
そう感じていませんか?
残酷なことに、この世には「いい人なのに嫌われる人」というものが一定数存在します。
周りから喜んでもらえると思ってやっている行動が、むしろ嫌われる原因になっているケースも少なくありません。
いい人なのに嫌われる人の特徴を知らないと、「頑張っていい人でいる努力をしているのに、そのせいでどんどん嫌われる」という悲しいループにハマってしまいます。
そこで今回は、いい人なのに嫌われる人の理由・特徴について解説します。
周りと良好な人間関係を築きたい人、いい人なのに好きになれないあの人の謎を解き明かしたい人は、ぜひご覧ください。
- 【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由1】他人を良い方向へ導こうとする
- 【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由2】間違っているところを指摘する
- 【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由3】自分の気持ちを抑える
- 【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由4】誰にも嫌われたくない
- 【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由5】慎重派である
- 【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由6】苦しんでいる人にアドバイスする
- 嫌われるのは必ずしも悪いことではない
- まとめ
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【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由1】他人を良い方向へ導こうとする
友達が誤った道に進もうとしているのを見たとき、相手のために静止したくなる人は紛れもなくいい人です。
しかしそのような人は、嫌われやすい傾向にあります。
人は基本的に、自由を好みます。自分が興味を持ったことを、気の向くままに行いたい生き物です。
一方で他人に束縛されたり、他人から無理やり何かをやらされたりすると強い抵抗を感じます。
そのため、誰かが間違った道へ進もうとしていた際に、「やめた方がいいよ」「こっちにしなよ」と相手を誘導しようとすると、ストレスを感じられ、嫌われてしまいます。
「自分は嫌われるとしても、相手のことは変えられるんじゃない?」
そう思ったかもしれません。
しかし、進むべき道を過度に押し付けると、むしろ相手が強情になって「絶対いう通りにはしてやらない」とムキになるケースもあるでしょう。
その結果、こちらが意見する前よりも、さらに間違った道へ直進していくことになるリスクもあります。
そもそも人は、少し説得したくらいではそう簡単に変わってくれません。
人間は、今までの長い人生で経験してきた出来事の積み重ねで、今の性格や行動が作られているからです。
だからこそ、人は変えられないのだと思って放っておくのがベストです。
いい人の場合、「放っておいたらかわいそうだ」と思うでしょう。
しかし、あなたの周りにいる人全員の人生の責任を、あなたが持つ必要はありません。
相手の運命は相手に委ねる、という選択肢を視野に入れてみてください。
【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由2】間違っているところを指摘する
いい人は、倫理的に間違っていることをしている人を見ると指摘したくなります。
しかし、このような行動は周りから見ると鬱陶しく感じられ、嫌われる原因となってしまいます。
とはいえ正義感が強い人の場合、どうしても間違っている人を見ると放っておけないと感じてしまいますよね。
このような人は、自分が他人に抱いている期待を捨てるのがおすすめです。
他人の間違いを否定したくなる気持ちは、主に期待によって生まれます。
他人に期待していると、
「こんなことする人だとは思わなかった」
「こういう人であるべきなのになぜこうじゃないんだ」
と感じることが増え、人を正したい気持ちが強くなるのです。
そのため、他人はみんな期待に値する存在ではないと考えましょう。
どんな人も人間である以上、ダメなところがあります。
どれだけ真面目な人や優しい人でも、怠けたり、悪いことをしたりすることもあります。
すべてにおいて完璧な人間はいないとわかれば、間違ったことをする人を見ても、「まあ人間ってそういうものだし」と許せるようになるでしょう。
期待しない生き方を目指したい人は、「期待しない方法」の記事もぜひご覧ください。
【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由3】自分の気持ちを抑える
自分の気持ちを抑え、悲しい時も腹が立つ時も笑顔でいる人に悪い人はいないでしょう。
しかしこのような人もまた、嫌われたり、好かれにくくなったりする傾向にあります。
なぜなら、このようないい人は周りから「何を考えているかわからない」と感じられるためです。
ネガティブなことがあっても、誰にも愚痴をこぼさず、笑顔でいるのはいいことです。
しかし極端にネガティブな部分を隠しすぎると、周りから「怒らなすぎて不気味、親しみにくい」と感じられてしまうことも少なくありません。
たしかに愚痴や悪口は、あまりこぼしすぎない方がいいものの代表例です。
その一方で、
「愚痴を一切こぼさない人は本心を隠しているようで信用できない」
「たまには愚痴をこぼしてくれた方が人間味を感じて安心する」
という人がいるのも事実なのです。
【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由4】誰にも嫌われたくない
残酷なことに、誰にも嫌われたくない人ほど嫌われやすい傾向にあります。
なぜなら、周り全員から好かれようとするあまり、八方美人になってしまうためです。
周りに嫌われないためには、周りにいる人全員の意見に賛同しなければなりません。
しかし人によって考えや性格は違うため、全員に合わせようとすると、その場その場で違う意見を持つ必要が出てきます。
そうした姿を周りに見せ続けた結果、「あの人の言っていることには一貫性がない、信用できない」と感じられ、嫌われてしまうのです。
どんなにいい人であっても、この世のすべての人から好かれることは不可能です。
どう頑張っても誰かには嫌われると割り切り、もっと自由気ままに生きることが大切です。
【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由5】慎重派である
慎重な人は、「間違ったことを言って相手を傷つけてはいけない」「正確なことを言わなければ」という気持ちが強いあまり、「でも...」「正確にはこうなんですが...」と恐る恐る発言することが多くなります。
また、そもそも間違ったことや不適切なことを口走るのを恐れて、口数が減るケースもあるでしょう。
このような人は、「はっきりしない・何を考えているかわからない」といった理由で嫌われやすくなってしまいます。
自身の発言に対し過度に慎重になるのは、完璧主義の人が陥りやすい問題です。
「自分が話すことは、すべて完璧に正しくなくてはならない」という固定観念を捨てることで、ゆるく話ができるようになるでしょう。
完璧主義を手放したい人は、「完璧主義をやめる方法」の記事もぜひご覧ください。
【いい人なのに嫌われる人の特徴・理由6】苦しんでいる人にアドバイスする
他人思いの優しい人は、困っている人を見たり、相談されたりすると、それを解決するためのアドバイスをしたくなります。
しかし残念ながら、困っているときにアドバイスをする人は嫌われやすい傾向にあります。
なぜなら、困っている人が本当に求めているものは、アドバイスではなく共感であるためです。
悩み相談をする人は、実のところ解決策を教えてほしいとは思っていません。
自分の悩みを理解し、共感し、ただ率直に受け止めてくれれば、それでいいと思っているのです。
それにもかかわらずアドバイスをすると、「そうしたほうがいいことくらい分かってるけど、行動できないんだよ...」と思われたり、「何も知らないのに分かったようなこと言わないで!」と思われたりしてしまうことにもなりかねません。
それよりも、ただ「それは悲しかったね」「そういうのむかつくよね」と共感してあげたほうが、相手も「自分の気持ちをわかってくれた!」と嬉しくなり、心が癒されます。
相手のためにも、共感し寄り添うことを徹底してみてください。
嫌われるのは必ずしも悪いことではない
ここまで、いい人なのに嫌われる人の特徴・理由について解説してきました。
最後になりますが、嫌われることは必ずしも悪いことではありません。
周りから好かれることを選ぶか、嫌われても自分の信念を貫くかは自分次第です。
また、前述の通り、そもそもこの世にいるすべての人に好かれることは不可能です。
誰からも嫌われないよう努力すれば、骨折り損のくたびれ儲けとなります。
それどころか、先ほどの通り、むしろ嫌われないように振る舞うことでさらに嫌われることにもなりかねないでしょう。
今回の内容に当てはまっていたからと言って、無理やり自分を変える必要は必ずしもありません。
自分が治したいと思ったところだけを、適度に改善することを心がけてみてください。
職場において何かと嫌われがちで困っている人は、「職場の人間関係ストレスが楽になる方法」の記事もぜひご覧ください。
まとめ
他人のためを思って行動する人は、ときに自分勝手な人よりも嫌われやすい傾向にあります。
今まで他人のために生きてきた人は、思い切ってもう少し自由奔放に生きてみることも検討してみてください。
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