ムカつく上司は電子レンジと一緒です。
今回は、職場の人間関係に悩んでいる人が楽になる方法について解説します。
「職場の人間関係に疲れた...もう仕事やめたい...」
「もっと人間関係がうまくいく方法はないかなぁ...」
そう思っていませんか?
仕事というのは人生のほとんどを占めるもの。
その中での人間関係が辛いと、仕事自体も辛くなってしまいますよね。
人間関係がうまくいっていない人の場合、孤立したり疲れたりしてしまい、辛い気持ちから、「仕事をやめたい」と感じてしまうこともあります。
環境が変われば1番楽だとはいえ、そう簡単に環境は変えられませんよね。
でもご安心ください。
環境が変わらなくても、あなた自身の考え方が変われば、今の職場で楽に働けるようになるんです。
逆に間違った考え方をしたままでいると、その考え方によって自分の首を絞めることにもなりかねません。
そこで今回は、職場の人間関係が楽になる考え方をランキング形式で4つ解説します。
記事を読むことで、明日から楽に職場へ通えるようになるでしょう。
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【第4位】職場の人間関係の何が嫌なのか書き出す
「そもそも、職場の人間関係の何があなたを悩ませているのか」を一度書き出してみてください。
というのも人は、頭の中で「あれが嫌、これが嫌」と考えていると、悩みが実際以上に大きく感じられるからです。
さらに人間は、ちょっとでも嫌なことがあるとその全てが嫌に感じていると錯覚してしまいます。
本当に嫌なことは一部分なのに、何もかも嫌であるかのように感じてしまうのです。
そこで実際に嫌なことを書き出すと、思っていたよりも嫌なポイントは少ないと気づけるでしょう。
例えば、「同僚の〇〇さんが苦手」「飲み会に行くのが苦手」などです。
すると、
「同僚の〇〇さんは苦手だけど、他の人とはうまくやれてるよな」。
「職場にあんまり馴染めてないから飲み会は苦手だけど、普段は最低限の意思疎通なら取れているし、仕事中は別にそこまで辛くないな」。
このように、苦手じゃない部分が見えてきます。
「もう職場の人間関係が何もかも嫌なんだ」と思っていると、ストレスが大きくなってしまいます。
実はストレスは一部分だけだと気づけると、仕事に行くのが辛くなくなるでしょう。
また嫌なポイントを書き出すのは、職場の人間関係全体だけでなく、苦手な要素そのものにも適用できます。
例えば同僚の佐藤さんが苦手な場合、佐藤さんのどんなところが苦手なのか書き出してみてください。
すると、
「飲み会で人の陰口ばかり言うところが苦手だけど、仕事中はそういう話もしないし、別に仕事の時はそんなに一緒にいるの嫌じゃないな」。
というように、相手を冷静な目線で見直すことができます。
こうすることで、職場に嫌な人がいることによる人間関係の悩みが改善されるでしょう。
【第3位】「全員と仲良くしなきゃ」を捨てる
あなたは、職場で周りにいる人全員と仲良くしなければならないと思っていませんか?
そうであれば、それは大きな誤解です。
学校では、「クラスの人みんなと仲良くしましょう」と教えられて育ってきました。
でもそんなの現実的に不可能です。
学校のクラスやクラブ活動など何かのグループに所属した際、本当に「グループ全員仲良し」という環境に出会ったことはありますか?
自分たちの意思で築いた友達グループならまだしも、誰かが決めたグループでみんな仲良しということはなかったのではないでしょうか。
このように、不特定多数が集まれば仲良くできない人がいるのは当たり前のことです。
そのことを忘れて、「皆仲良くしなきゃいけないのに、嫌いな人がいるなんてだめだよね…」と思っていると、無駄にストレスを増やすことにつながってしまいます。
性格も育ちも好みも、人それぞれです。
であれば、好きな人や嫌いな人ができるのは当たり前のことなんです。
「私があの人を嫌いに感じるのは仕方のないこと。逆にあの人が私を嫌いなのも仕方のないことだ」
そう割り切ることで、「仲良くしなければならない」というプレッシャーから無駄に人間関係で悩むことがなくなるでしょう。
【第2位】苦手な人間を同じ人間と思わない
職場の人間関係に悩んでいる人は、「どうやったらこの人に好かれるか」「どうやったら変わってくれるか」を考えているのではないでしょうか。
「きっと話せばわかる」と思っている状態です。
しかし中には、どうやってもうまくいかないこともあります。
この世には本当にいろんな人間がいるので、全く合わない人というのも一定数いるからです。
であれば同じ人間として対等にわかり合おうとするのではなく、うまくあしらう方法を考えたほうがいいかもしれません。
ムカつく上司がいる場合、同じ人間ではなく、説明書通りに操作すればお金を排出するマシンだと思ってください。
あなたが電子レンジを使う場合、扉を開けて中に物を入れて、スイッチを押せば温めてくれるならその通りにしますよね。
もし壊れたら、素直に修理に出したりするはずです。
多少操作や修理をめんどくさいと思うことはあるものの、
- 「なんでこんなもののためにこっちが扉を開けてやらなきゃいけないんだ!」
- 「なんでこっちが修理しなきゃいけないんだ!電子レンジが自分で電気屋まで行け!」
と激怒することは無いはずです。
あの上司も電子レンジと同じです。
振られた仕事をやれば、お金を出してくれます。
ちょっと壊れてご機嫌斜めになっても、正面に立って「すみません」と音声入力するだけで、直ってまたお金をくれるようになります。
- 「何でも指摘してきてめんどくさい」
- 「すぐ不機嫌にならないでほしい」
そのように不満に思うこともあるでしょう。
でもそれはこの家電の仕様であり、そのように作られてしまったのだから、どうしようもありません。
より賢い人間側であるあなたが気を使ってあげてください。
「ちょっと不便だけど、まぁお金もらえるし」と割り切って、上手に扱いましょう。
【第1位】職場は何のための場所か思い出す
「不幸になる人の特徴」を解説した記事でも触れましたが、人間社会では友達が多いほうがいいというイメージがありますよね。
学校のクラスでも、明るくて友達が多い人のほうがプラスのイメージがあります。
一方で友達の少ない人は、マイナスのイメージを持たれがちです。
だからこそ、職場でも「周りと馴染めてない自分はだめな人間だ」と思ってしまいがちです。
でもそれは大きな間違いです。
というのも会社は、あくまでもお金を稼ぐところであるためです。
会社でしなければいけないことは、周りの人と仲良くすることでも友達を作ることでもありません。仕事をすることです。
であれば、別に無理に仲良くする必要なんてないんです。
「職場の人間関係は良好に保たなきゃ」と考えすぎる必要はありません。
職場で友達ができなかったり、周りからちょっと浮いていたりすると、「自分ってダメだな」と思ってしまうかもしれません。
でもそれは、「友達は多いほうが良い」「周りと仲良くしたほうがいい」という固定観念に縛られているから、そう思ってしまうだけのこと。
人間関係がうまくいかないことそのもので、自分を責める必要なんてありません。
もちろん周りと仲良くできているのであればそれが1番ですが、義務ではありません。
職場の人と仲良くする必要なんてない。
周りとは、仕事で必要なコミュニケーションを最低限こなせばいい。
そしてただ、月末にお金を受け取れればいい。
ちょっと冷たく聞こえるかもしれませんが、会社とは基本的にそういう場所です。
そう考えると、少し楽になるのではないでしょうか。
「職場では周りと仲良くしなきゃいけない」と思っていると、仲良くできなかったときにつらくなります。
別に仲良くしなくてもいいんだと気づけば、いくらかストレスが減少するのではないでしょうか。
まとめ
今回は、職場の人間関係が楽になる考え方について解説しました。
人間関係を改善するのは簡単ではありません。
しかし考え方さえ変えれば、職場の人間関係が変わらなくても楽になれます。
今回解説した考え方を実践し、どんな環境でも楽しく穏やかに生きていける思考を身に付けてみてくださいね。
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