サティコ | メンタルを幸せにする心理学

昨日よりちょっとだけ楽に生きられる考え方を、ゆるく発信していきます。 テーマはメンタル、心理学、幸せ、HSP、自己啓発、思考法など。

必ず不幸になる人の考え方・特徴2つ【危険】

必ず不幸になる人の考え方・特徴2つ【危険】

消しゴムを食べるのが好きなら、素直に食べ続けましょう。
今回は、不幸になる人の特徴2つについて解説します。

幸せになれるか不幸になるかは、必ずしも環境では決まりません。
どんなに幸せな環境にいても、考えかた一つでいくらでも不幸になれるんです。

逆に考えかたを変えれば、お金も時間もなくても幸せになれます。
無意識に抱えている不幸の特徴
を手放し、幸せになりましょう。

 

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ずっとやってきたことにしがみつく

あなたには生きがいがあるでしょうか?
「これをやってる時が一番幸せ」。「自分にはこれしかない」。
そう思えるものはありますか?

もしあるなら、それは人生を豊かにしてくれるでしょう。
でも、1つ注意しなければならないことがあります。
それは、どんなに好きなものでも執着しすぎてはいけないということです。
執着すれば、あなたの好きなものは途端にあなたを縛る鎖となるでしょう。

具体例

突然ですが、あなたには推しがいますか?
推しを推す人の中には、何十年も同じ人を推す人も少なくありません。

あなたは、推しがとんでもなく悪いことをして炎上したらどうするでしょうか。
推し続けるか、降りるか。そこは問題ではありません。それはあなたの自由です。
同じ熱量で心から好きでいられるなら、推し続けたほうが幸せでしょう。
推すのをやめるのは、人によっては苦しいかもしれません。
でも、いつかは違う推しや趣味を見つけて、立ち直れるはずです。
前の記事でも解説した通り、大切なものを失った悲しみはいつか必ず終わるからです。

satisatinow.hatenablog.com

 

最も不幸を招く考え方は、

「正直もう推したくないけど、推しを推してない自分は自分じゃないから、推すのをやめられない」
そう思ってしまうことです。

人はいくつものアイデンティティによって成り立っています。
食べることが好き、運動は苦手、など。
その中に、「あの人を推している」も入ります。
その歴史が長ければ長いほど、あなたにとってそのアイデンティティの存在は大きいはずです。
それを失うのは、大きな不安が伴うでしょう。

自分の生活には推しがずっといたから、いなくなったらどうやって生きていけばいいかわからない。
私はあの人が好きというキャラで通っているから、好きじゃなくなったらどんなキャラでいればいいかわからない。

そのように、「自分を形作る大きな存在を失う」という不安を感じるかもしれません。
だから失いたくなくて、しがみつき続ける。
その結果「無理に好きな自分」を演じ、推し疲れすることになるんです。

次に、サッカーが大好きな人の例を挙げてみます。
この人はサッカーをやっていると、どんな嫌なことも忘れられます。
将来は絶対サッカー選手になりたいと思っています。

仮にこの人に、サッカーの実力が伴わなかったらどうでしょう。
サッカーが大好きだからといって、得意とは限りませんよね。

本当はサッカー選手になりたい。なのにいくら練習しても上手くならない。
そうなれば、この人は苦しむでしょう。

サッカーが大好きで、サッカーを生きがいにしてきたからこそ、「自分にはサッカーしかないのに..!」と苦しむことになるのです。

「上手くないけど、やってるだけで楽しいからいいや。」
そう割り切れるのなら、その人は十分幸せです。何も変える必要はありません。

問題なのは、
「サッカーから離れたいけど、生まれてこのかたサッカーキャラで生きてきたから、完全に手放すことはできない」
そうやって、サッカーに執着してしまうことなんです。

どんなものも手放していい

断言します。少しでも手放したいと思ったのなら、どんなものだって手放していいんです。

何十年も好きだったもの。何十年も頑張ってきたこと。それらは、手放すことに勇気がいるでしょう。
手放すことで自分が自分でなくなる気がしたり、損した気持ちになったりするでしょう。

しかし、手放さないことで自分が苦しみ続けるほうがよっぽどです。

どれほど自分にとって大きな存在でも、手放すことで自分が自分でなくなることはありません。
明日も同じように目覚め、同じようにお腹が空き、同じように眠ります。
「サッカーをやめたらサイボーグになっちゃった!」ということはありません。
「自分らしさ」なんてものは、別になくても変わらず生きていけるんです。

大切なものを手放すきっかけは、人によってさまざまです。
病気で趣味ができなくなったとか、推しが炎上したとか、そういう大きなきっかけもあるでしょう。
でも、別にそういうことがなくても手放していいんです。
なんか突然飽きた。そんな理由でも手放せるくらいの気概でいましょう。

「本当はもうやめたいけど、やめた自分は自分じゃないから」
そう思ってしがみつき続けると、必ず不幸になります。

「サッカーはまあまあ好きだし、まあまあ得意。
仕事にできたら面白そうだと思ってたけど、無理そうだな。まあそれならそれでいいや。
「推しのこと20年応援してたけど、最近は前ほどの熱を持てなくなっちゃったな。
それならそれでいいや。今まで楽しませてくれたことに感謝して、自分は担降りしよう。」
そう割り切って、大切なものを手放せること。これこそが、幸せになる道です。

愛せるものがあるのは幸せなことです。
でもそれを愛せなくなって、そんな中で無理に愛そうとすれば、それはたちまちあなたを縛る鎖に変わります。
大好きなものを大切にしつつ、手放さねばならない時は潔く手放せる柔軟さを持ちましょう。

 

みんなの幸せが自分の幸せだと誤解している

世間で幸せだとされている生きかたが、必ずあなたにとっても幸せだと思っていませんか?
それは大きな勘違いかもしれません。

例えば、友達は多いほうがいいというのが一般論です。
友達が少ないと「寂しい人」という印象を持たれがちですが、本当に多いことは幸せでしょうか。
友達が多すぎると連絡が鳴りやまず、自分のやりたいことに集中できなくなります。
悪い友達によって、トラブルに巻き込まれることもあるでしょう。
海外旅行に行っている友達の話を聞いて、本当は海外旅行なんて興味ないのに、
「海外に行ったことない自分って遅れてるんだ...」と無駄に落ち込むことにもなりかねません。
もちろん、たくさんの友達に囲まれているほうが幸せな人もいるでしょう。
ですが、自分もそれを本当に幸せだと感じるのか、今一度確かめてみることも忘れないようにしてください。

幼い頃からテレビや周りの人に「この生きかたが幸せだよ〜!」と言われて育つと、自分の性格を無視して、「こうなれば絶対幸せなんだ」と誤解してしまう可能性が高いからです。

自分にとって嘘の幸せを追いかけ続けると、手に入らないことによる無駄な苦しみを感じます。
たとえ手に入っても「思ったより楽しくないじゃん」という虚しさを覚えることになり、どちらにせよ救いがありません。

消しゴムが好きなら消しゴムを食べよう

ちょっと極端な例えですが、消しゴムを主食にして生きる生物がいるとしましょう。
そんな生物を大切なペットとして育てるなら、あなたは何を与えるでしょうか。
もちろん消しゴムですよね。

「消しゴムを食べるなんて酷すぎる!」といって消しゴムを与えなかったから、その生物は生きていけません。
「かわいそうだから人間が大好きな食べ物をあげる!」と甘いチョコをあげますか?
チョコは犬にとって猛毒なので、その生物にとっても猛毒で、命を奪ってしまうかもしれません。

何が言いたいかと言うと、人の幸せはそれぞれなのだから、それに逆らわなくていいということです。

「私は消しゴムが大好きなんです」と言ったら、その生物は本当に消しゴムが大好きなんです。

あなたがこの生物になったつもりになってみてください。
「私、消しゴム大好きなんておかしいよね…。みんなみたいなもの食べなきゃ…」とチョコを食べたら、それで病気になるかもしれません。
消しゴムを食べて幸せなら、消しゴムを食べ続ければいいだけの話ではないでしょうか。

むしろいろんな食材をバランスよく食べなきゃいけない人間よりも、100円の消しゴムだけで幸せになれる生物のほうが、コスパが高くて最高です。
そんな幸せな体質に生まれたことに感謝して、今日もおいしい消しゴムを食べ続ければいいんです。

周りに馬鹿にされるなんて関係ありません。
周りよりコスパ良く幸せになれている時点で、あなたのほうが勝ってます。
「この体質に生まれてよかった〜!」とむしろ自己肯定感がアップすべきところなんです。

「世間的に良いか悪いか」ではなく、「自分が幸せか」を考えてみてください。
そうすれば思ったより近くに幸せがあることに気づいたり、手に入らず苦しんでいたものが実は要らなかったと気付けたりするかもしれません。

 

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まとめ

今回は、不幸になる人の特徴について解説しました。

物事に執着しすぎず柔軟に手放すこと、自分にとっての幸せだけを求めることを大切にして、幸せな心を手に入れましょう。

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