嫉妬したとき、アレをするのは絶対NGです。
今回は、嫉妬しない方法について解説します。
仕事や恋愛などで嫉妬してしまうとき、そのまま放っておくと、どんどん大きくなって苦しい思いをすることにつながります。
嫉妬心をなくす方法を知っておくことで、周りの成功を素直に喜べるようになり、苦しみから解放されるでしょう。
- 嫉妬しない方法1:どんな人生にも苦しみがあると知る
- 嫉妬しない方法2:自分が本当に好きなものを考える
- 嫉妬しない方法3:自分にしかないものを考える
- 嫉妬しない方法4:嫉妬の感情を認める
- 嫉妬しない方法5:そういう人生だったのだと受け入れる
- まとめ
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嫉妬しない方法1:どんな人生にも苦しみがあると知る
嫉妬したら、相手が抱えていそうな苦しみを考えましょう。
嫉妬している時、「この人の人生だったらこんなに苦しんでいないのに」「幸せなことだらけだっただろうに」と思うかもしれません。しかし、それは大抵誤解です。
なぜなら、どんなに周りから見て幸せそうに見える人生にも、苦しみがあるためです。
お金持ちや有名人、幸せな家族を築いている人。どんな人にも悩みはあります。
「結婚すれば幸せになれる」というイメージから、結婚している人に嫉妬しているかもしれません。
しかし、ネットやニュースでたびたび結婚している人の悩みが取り上げられるように、結婚していても悩みはあります。
有名人であっても、たびたび心を病んでしまう人がいますよね。これもまた、どれだけの名声を得ても、完全に苦しみは消せないことを表しています。
また、お金持ちにもお金持ち特有の悩みがあります。
子供の教育はどうするか・配偶者との関係がうまくいかないなど、お金に関係なく生まれる人間関係の悩みに悩まされているお金持ちは多いでしょう。
お金をたくさん持っているがゆえに、失う不安も人より大きいものです。持っている全財産を突然盗まれたら…と日々恐怖を抱えているお金持ちは少なくありません。
まさに隣の芝生は青いというように、人は自分が経験していない理想の人生を過度に幸福なものと捉えてしまいがちです。
他人の人生を過度に良いものだと考えれば、さらに嫉妬の気持ちが高まってしまうでしょう。
それだけでなく、「あなたには悩みがなさそうだよね」などと相手の人生を軽視し、無意識に相手を傷つけてしまうことにもつながりかねません。
また、もし将来的にその人生に近づくことができた際、「こうなれば苦しみから解放されると思ったのに、実際はまた別の苦しみを抱えることになった…」と理想と現実のギャップに苦しむことにもなるでしょう。
どんな人生にも苦しみはあると知っていれば、嫉妬した際「でもこの人にはこういう悩みがあるんだろうな」と冷静になれ、嫉妬の気持ちが和らぎます。
嫉妬しない方法2:自分が本当に好きなものを考える
人はなんとなく凄そうなものを見ると、つい嫉妬してしまうものです。タワーマンションや高級車を持っている人、豪華なご飯を食べている人、有名人と仲が良い人…。
こうした人が身近にいたり、テレビに出ていたりすると、「自分もこの人生が欲しい」と思ってしまうでしょう。
ですが、本当にそれはあなたが心から望む幸福でしょうか?
というのも人は、幼い頃から「こういう人生が幸せだよ」と言われてきたものを幸せだろうと感じてしまいやすいためです。
でも、あなたが望んでいる幸せはテレビに映っているような幸せなのでしょうか?
高級な料理を見ると、毎日こういうものが食べたいと思うかもしれません。
でも実際は、毎日食べている素朴な家庭料理でも十分に美味しいと感じ、十分に幸せだと感じているのではないでしょうか。
逆に高級なレストランで食事をするとなると、テーブルマナーに気を使わねばならず、家庭で食べるよりもリラックスできないでしょう。
高級料理は上品な盛り付けのため、量にも満足できないかもしれません。
海外旅行に行っている人の話を聞くと、たくさん海外に行きたいと思うでしょう。
しかし海外旅行に行かなくても、大好きな友達とカフェに行ったりするだけで十分幸せを感じていないでしょうか。
逆に海外旅行に行くとなると、様々な面倒事が生じたり、忙しさを感じてゆっくりできなかったりと、大変なことも少なくありません。
もちろん、「豪華なご飯を食べるのが夢」「海外旅行に行くのが長年の夢」と心から思っているのであれば、それは素敵な夢です。
そこを目指して努力するのは全く間違いではありません。
注意すべきなのは、本当はそこまで望んでいないのに、いっときの憧れから嫉妬を抱いて苦しんでしまうことです。
人の幸せに嫉妬心を抱いた時は、「本当にこれは自分が望む姿なのか?」と今一度自分に問いかけてみましょう。
テレビやネットを見て嫉妬を抱きやすい人は、そういったメディアから離れてみるのも1つの手かもしれません。
この内容については「不幸になる人の特徴」の記事で詳しく解説しているため、こちらも概要欄などからぜひご覧ください。
嫉妬しない方法3:自分にしかないものを考える
嫉妬した時、「この人にはたくさん幸せがあるけど、自分には何もないなぁ」と思ってしまいがちです。
しかしそれは本当でしょうか。その人にはなくて、あなたにしかない幸せもたくさんあるはずです。
あなたには何時間でも話せる大親友がいるかもしれませんが、あなたが嫉妬している相手には、そのような親友はいないかもしれません。
あなたはたまに食べるカップラーメンやポテトチップスの美味しさを知っています。
でも、あなたが嫉妬しているお金持ちの人は、由緒の正しさからそういったものを食べさせてもらえず育ってきたでしょう。
この世にある幸せの全てを手に入れている人など存在しません。
幸せの種類は非常に幅広いため、どのような人にもその人にしかない幸せがあります。
嫉妬の対象であるあの人は持っていなくて、自分は持っているものを一度考えてみてください。
「自分の人生も意外と楽しいじゃん」と思えるとともに、改めて自分の幸せを大切にできるでしょう。
嫉妬しない方法4:嫉妬の感情を認める
嫉妬を抱いている自分に気づくと、「こんな感情持っちゃダメだ」と自己嫌悪するかもしれません。しかし、自分の感情を否定するのは厳禁です。
否定することでさらに気持ちが強くなったり、自分で自分を傷つけて余計に苦しむことになったりしかねません。
嫉妬が湧いた時は、「今自分はあの人に嫉妬しているのだな」と素直に認めましょう。
こうすることで自分の気持ちを受け入れられ、自分で自分を否定することがなくなります。
また、嫉妬している自分を肯定することで自分を客観視できる点もポイントの1つです。
自分を客観視すれば、「嫉妬の渦に飲まれて苦しんでいる人」から「嫉妬している自分を眺めている人」に移行でき、冷静になれます。
感情を客観視することで冷静になれるという内容については、「怒りを抑える方法」の記事でも詳しく解説しています。
嫉妬しない方法5:そういう人生だったのだと受け入れる
他人に嫉妬し、「なぜ自分はこの人生が手に入らないのだ」と嫉妬した時は、「自分の人生は最初からそういうものだったのだ」と受け入れるのも1つの手です。
どこで生まれて、どのように育ち、どのように命を失うかは人それぞれです。嫉妬した際は、「自分はこのような人生を歩む運命だったのだ」と諦めましょう。
諦めると聞くと、ネガティブな印象を覚えるかもしれません。
しかし諦めるという言葉は、言い換えれば執着を手放すということにもなります。
「もしあの時ああしていれば、嫉妬の対象であるあの人のようになれたかもしれない」。
そのように考えると、いつまでも悔しさが残って苦しいものです。
そもそも過去の出来事は、どうやったって変えられません。
変えられないものに執着すれば、その分苦しくなります。
そういうときは、「自分はこういう人生だと決まっていたんだ」と執着を手放し、前向きに諦めましょう。
悲しい方法に思えるかもしれませんが、やってみると意外とスッキリしますよ。
「人生は最初からそうなると決まっていたと諦める」という内容に関しては、「失敗したときの立ち直り方」の記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回は嫉妬しない方法について解説しました。
嫉妬を抱えた際、受け入れた上で前向きに諦めたり、自分や相手の状況を冷静に考えたりすることで苦しみにくくなります。
次に嫉妬を感じた時はぜひ試してみてください。
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