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将来の不安を消す方法【全部〇〇と知る】

将来の不安を消す方法【全部〇〇だと知る】

「すべては〇〇である」と知っていれば、将来の不安は消えます。

今回は、将来の不安を消す方法について解説します。

あなたは、将来が不安ではないですか?
リストラになるのではないか。老後のお金は足りるのか。事故か何かで命を落とすのではないか。大好きなYouTuberが引退するのではないか。
不安の内容は人によって様々でしょう。

今回お教えする考え方を身につければ、こうした将来への不安で趣味や仕事が手につかなくなることが減るはずです。

 

聞き流しできる&映像つきで見やすい動画verはこちら

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※今回の内容に関しては、動画よりブログのほうが詳しめです。

不安を解消するために知っておくべきこと

不安を消すために、まず知っておくべきことがあります。
それは、不安というのは「失いたくない」「終わってほしくない」という思いから来るということです。

将来に対する不安は、大体が「〇〇を失うのが怖い」「〇〇が終わるのが怖い」というものです。
「命を失うのが怖い」「大切な家族を失うのが怖い」「仕事を失うのが怖い」「推しの引退が怖い」とかですね。

これを解消する方法は、「すべてのものはいつか終わる・失われる」と知っておくことです。
ネタバレですが、この世にあるすべてのものはいつか失われます。
私やあなたやあなたの大切な人の命は、絶対失われます。どんな仕事もいつかは退職する日が来ます。あなたの推しもいつかは引退します。
それはいつかは分かりません。でも、その日は絶対に来ますよね。

「万が一失ったら怖い」と思っているから将来が不安なんです。でも「万が一」というのは嘘で、どんなものであろうと100パー失います。
であれば、もはや「失うかな…失わないかな…怖いなぁ…」と不安になることに意味はないんです。

「全部いつかは失う」。そう諦めれば覚悟が決まり、「失ったら怖い」と不安を感じることはなくなるでしょう。
より詳しく説明します。

 

人生はカラオケのフリータイム

あなたがカラオケでフリータイムをしているとします。
数時間後、「そろそろ退出してください」という電話がかかってきて追い出されても、誰も怒らないでしょう。最初から、いつかは終わると知っているからです。
混雑してる日だと、フリータイムを2時間くらいで追い出されることもあり、それはちょっとショックです。
それでも、「混雑している日は途中で退出させられることがある」というシステムを知っていれば、そこまでショックじゃないですよね。

つまり「すべてのものはいつか失われる」「その日はいつ来るかわからない」と覚悟してるだけで、だいぶ失われた時の悲しみは薄れるんです。
逆に自分の家でくつろいでたら、いきなり電話がかかってきて「今すぐ引っ越してください」と言われたらめちゃくちゃショックですよね。
これは、「家というものは、家賃を払うなどのルールをしっかり守っていれば原則住み続けられるものだ」と思っているからです。

失われないと思っているから苦しい

すべては失われると決まっています。それを知っていれば、悲しむ必要はないんです。
何かが失われても、「あぁ、もう失っちゃったんだ。悲しいな。でもまあ、最初から失うと知ってたしなぁ」といくらか前向きに諦められます。
逆に、「失われないでほしい」「失わないと思うけど、失ったら怖いな」と思っているから将来が不安なんです。

ずっと失わないものだと思っていた人は、「なんであの時〇〇してしまったんだ」「あれがなければ失わなかったのに」と一生過去を見続けて動けなくなります。
「失うわけがない」と心のどこかで思っているから、失ったたときに「なんで!?」と悲しくなるんです。

そもそも「不安」という感情は、「プラスな結果になるかマイナスな結果になるかわからない」ときに生じるもの。
たとえば、学校に行こうとしたら電車が遅延していたとします。
「電車遅れてる…学校間に合うかな…」という考えは「不安」です。

しかし結局時間内に到着できず、電車の中で1時間目の授業が始まる時間になったのであれば、間に合わないことが確定したのでもう「不安」はないですよね。
ここまで来たら、「もう間に合わないって確定したからゆっくり行こ笑」と開き直っちゃう人も多いはずです。

「すべては失うことが確定している」と知れば、まさにこの状態になれるんです。
「プラスな結果になるかマイナスな結果になるかわからない」ではない。「マイナスな結果になる」と知っている。
ならば、もう「不安」はありません。

「まあ失わないだろうけど、万が一失ったらと思うと怖いな…」が将来の不安です。でもこの考え方は自然の摂理に反しています。
正しくは「絶対失う」です。なら、「万が一失ったら怖い…」と考えるのは不自然ですよね。「絶対失うからもう諦めよう!」「失ったら失った時考えよう!」と考えるのがベストなんです。

あなたの将来への不安は、「〇〇を失った時、自分はどうなっちゃうんだろう」というものではありませんか?
でも、大丈夫です。「すべては失われる」と知っていれば、それだけで覚悟が決まるからです。

失うことを知っていれば、失ったとき取り乱さなくなり、冷静な判断ができるようになります。
すべては失う。そう前向きに諦めれば、「家族を失ってしまったけど、これは決まってたことだから前を向こう」「仕事を失ってしまったけど、これは決まってたことだから、気持ちを切り替えて転職先を探そう」次のアクションを起こせるんです。
失ったショックでどうにかなったり、人生が終わったりすることはありません。
だから安心してください。

 

悲しみも失う

そして、必ず失うのは仕事や命だけではありません。仕事や命を失ったという悲しみも、いつかは失うんです。
今大切にしているものも、いつかは絶対に失うと決まっている。
失った後の悲しみも、いつかは消える。
そうであれば、もはや失った時のことを考えることに意味はないでしょう。

もしリストラされても、別に命を落とすわけじゃありません。
転職先探しに苦労はするかもしれませんが、その苦しみもいつかは失うでしょう。
全てはいつか失われる。つまりあなたが抱えている「失うかも」という不安は、いつか必ず実現します。
でも、それは絶望すべきことじゃありません。失うともう決まっているのなら、開き直っちゃえばいいんです。

「まあ失うんだろうけど、それは変えようのない事実だし、それなら今を楽しもう。
失ったら失ったとき考えればいいや。失った時の苦しみだって、いつかは失うんだから。」
そのように、気楽に構えていればいいのではないでしょうか。
カラオケを追い出されて、「なんで俺がこんな目に…」とくよくよ悩む人はいません。切り替えて、次の遊び場所を考えましょう!

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