フレネミーに対し、アレだけは絶対にしないでください。
今回は、友達のフリをして近づき、あなたの人生を滅茶苦茶にするフレネミーの意味・見分け方・対処法・末路について解説します。
あなたが仲良くしているその友達、本当はあなたを苦しめる敵かもしれません。
フレネミーについて知らないと、気づかないうちに不幸な道へと突き落とされ、縁を切らなかったことを一生後悔することになります。
離れるべきフレネミーの特徴を知り、身近にフレネミーがいないか診断する材料としてください。
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フレネミーとは?意味を解説
フレネミーとは、友達という意味の「フレンド」と、敵という意味の「エネミー」を掛け合わせた言葉です。
一言で言えば「友達のフリをした敵」という意味になります。
フレネミーは友達のフリをしてあなたに近づき、さまざまな方法であなたを苦しめます。
フレネミーの特徴・見分け方7選
ここからは、フレネミーである可能性が高い友達の特徴・見分け方を解説します。
【フレネミーの特徴・見分け方1】友達の陰口を言う
フレネミーは一見、自分の友達と仲良くしているように見えますが、影ではその友達の悪口を言っています。
友達から「あの人と仲良いんじゃないんだ?」と思っていた人の陰口を聞かされたら、その人はフレネミーだと思っていいでしょう。
フレネミーがほかの友達の悪口をあなたの前で言うように、フレネミーがほかの人とつるんでいるときは、あなたの悪口を言っています。
悪口を言うフレネミーに困っている人は、「悪口を言う人の心理と末路」の記事もぜひご覧ください。
【フレネミーの特徴・見分け方2】人の不幸が好き
フレネミーは、友達を含めた他人の不幸話が大好きです。
人が何かに失敗したり、失恋したりした話を聞くと嬉しくなり、嬉々としてその話をばら撒きます。
逆に人の幸せを一緒に喜ぶことができないため、人が成功しているのを見ると、怒りや嫉妬を覚えます。
【フレネミーの特徴・見分け方3】他人を利用して悪口を言ってくる
フレネミーは、自分の手を汚さずにあなたを傷つけようとします。
あなたのことを嫌っていても、直接「あなた嫌い」と言うのではなく、他人を介して悪口を言います。
その代表的なパターンの1つとして、「Aさんがあなたのこと嫌いって言ってたよ」と言って、あなたを傷つけようとしてくるものが挙げられるでしょう。
この場合、本当にあなたを嫌いなのはAさんではなくフレネミーです。
Aさんはそんなこと一切言っていない、というケースも少なくありません。
もし仮にAさんが言っていたとしても、知らなければ傷つくことのなかったことです。
知らなければ良いことをわざわざ教えてくると考えると、どちらにせよ、フレネミーがあなたに不幸を届ける存在であることに変わりはないでしょう。
【フレネミーの特徴・見分け方4】劣等感が強い
フレネミーは、心の内に強い劣等感を抱えています。
「自分は他人より劣っているのではないか」という不安に常に苛まれており、「いや、他人より劣ってなんかいない」と自分を守るために行動するのです。
具体的には、自分より地位が低いと感じている人間に近づき、友達のフリをして自分につかせます。
自分の周りを格下だと思っている人で囲むことで、相対的に自分をよく見せようとするのです。
自分より下だと思っていた友達が急に成功して上に行こうとした場合、自分の立場が危うくなります。
そのため友達が成功しそうになった途端、必死で足を引っ張って、下でいさせようとする点も特徴的です。
【フレネミーの特徴・見分け方5】「友達だから」と言って利用してくる
フレネミーは、友達という立場を都合よく利用します。
「友達だからお願い」というていで自分のやりたくないことを押しつけたり、コントロールしようとしてきたりします。
「友達」という言葉を利用しつつも、相手に友達への思いやりなどないため、自分の立場が危うくなった際は平気で友達を裏切ります。
こちらを一方的に利用し、こちらが困ったときには助けてくれないフレネミーは、人生になんの恩恵ももたらしません。
【フレネミーの特徴・見分け方6】自分の思い通りにならないことが許せない
フレネミーは自分が一番大切なため、自分の思い通りにならない状況が許せません。
常に自分にとって都合の良いようにことが運ぶことを望んでおり、「友達のために一歩譲る」「友達の幸せのために自分が何かを捧げる」といったことは一切しないという特徴を持っています。
自分は幸せじゃないのに人が幸せになったり、自分の期待に反した出来事が起こったりすると、それを許容することができず、すぐに不機嫌になってしまいます。
【フレネミーの特徴・見分け方7】負けず嫌い
フレネミーは劣等感が強く、自分に自信がないため、人に負けていると思うと強い不安を覚えます。
そのため、友達が何かを言うたびにマウントをとって、自分の方が凄いとアピールしようとします。
フレネミーの負けず嫌いは、決してプラスの方向には行かない点が特徴です。
同じ負けず嫌いでも、「もっと努力して頑張るぞ」と燃えるタイプであれば、それはむしろ良い方向へと進んでいくきっかけになります。
しかしフレネミーの場合、努力して自分を上げようとすることは決してありません。
自分を上げるのではなく、周りを落とすことで、他人の上に立とうとします。
そのため、フレネミーの負けず嫌いが自分や他人にポジティブな影響を与えることはありません。
フレネミーが嫌がることとは?フレネミーの対処法3選
フレネミーの対処法を間違えると、あなたへますます大きな危害を加えてくることにもなりかねません。
フレネミーが嫌がることを適切な方法で実践することで、うまくフレネミーを遠ざけられるようになるでしょう。
ここからは、実際に身近な人がフレネミーだった場合の対処法について解説します。
【フレネミーの嫌がること・対処法1】離れる
身近な友達がフレネミーだとわかったら、離れるのがベストです。
離れることでその人による余計なダメージを受けることがなくなり、人生が豊かになるでしょう。
フレネミー側も、距離を取られればなすすべがありません。
同じ職場の人やママ友などの離れにくい関係であればまだしも、すぐに縁を切れる間柄なのであれば、今すぐ離れましょう。
【フレネミーの嫌がること・対処法2】秘密は打ち明けない
フレネミーには絶対に、あなたの秘密や悩みごとは相談しないでください。
「友達のあなたにだけ」と大切な秘密を話したが最後、徹底的に利用されることになります。
あなたの秘密を知ったフレネミーは、それを面白いネタとして、影でほかの友達に言いふらします。
さらにあなたの知られたくない秘密を利用して、あなたを支配しようとしたり、マウントをとってきたりするケースも考えられるでしょう。
いずれにしても、フレネミーに秘密を打ち明けることにはデメリットしかありません。
フレネミーと距離を取れないのであれば、せめて大切な話をせず、うわべの会話をするだけの仲を維持しましょう。
フレネミーは人のゴシップや大切な秘密を聞き出したいと思っているため、こうした話題を与えられないことを嫌がります。
うわべの会話だけを続けていれば、いつしかフレネミーの方から去っていくでしょう。
【フレネミーの嫌がること・対処法3】悪口に賛成しない
フレネミーは、定期的に人の悪口や愚痴を垂れ流します。
しかし、こうしたフレネミーの言葉に賛同してはいけません。
なぜなら賛同することで、あなた自身が悪者にされる可能性があるためです。
たとえば、フレネミーが「Aさんってムカつかない?」と話を振ってきたとします。
それにあなたが「そうだよね」と乗っかった場合、フレネミーはほかの人に対し、「(あなた)がAさんの悪口言ってた」と言いふらすケースがあるのです。
フレネミーの悪口に賛同すると、ろくなことがありません。
とはいえはっきりと反対すると、今度はフレネミーの恨みを買うリスクがあります。
賛成も反対もしない上手な交わし方については、「文句ばかり言う人の特徴と対処法」の記事で詳しく解説しています。
フレネミーは最後どうなる?【悲しい末路を遂げるから、仕返ししなくて大丈夫】
フレネミーは、人によって態度を変えたり、上手に嘘をついたりして、最初こそうまく立ち回ります。
しかし何度も嘘をつかれたり、利用されたりしていれば、次第に周りもその人のことを友達だと思わなくなるでしょう。
また、悪口をそこら中に言いふらしたことで、「あの人いつも悪口言ってるよね」と感じられ、自然に人が離れていきます。
よってフレネミーは、最終的に友達がいなくなる孤独な末路を遂げるでしょう。
また、フレネミーは人間関係に限らず、あらゆる面で幸せになれません。
劣等感を抱えているため、その心はいつも不安でいっぱいです。
人の不幸ばかりに注目することで、ネガティブなものにしか目がいかなくなるため、幸せを見つけられずいつも不幸を抱えて生きていくことになります。
このようにフレネミーは、その性質を持っている時点で悲しい末路を遂げることが決まっています。
そのためフレネミーを恨んでいる人は、わざわざ潰し方を考えたり、手を汚して仕返ししたりする必要はありません。
自滅していくフレネミーからそっと離れ、自分の人生を謳歌すれば、それが一番の有効な潰し方であり復讐になります。
まとめ
フレネミーは友達のフリをしてあなたを利用し、あなたに不幸を運んでくる有害な存在です。
近くにフレネミーがいる場合は、すぐさま離れるか、適切な対処法を取りつつ適度な距離を持って接しましょう。
ほかにも悪い友達の見分け方を知りたい人は、「信用できない人の特徴」の記事もぜひご覧ください。
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