アレをやめれば、自意識過剰は治ります。
「自意識過剰で人の目が気になって苦しい...」
そう悩んでいませんか?
自意識過剰だと、周りが常に気になって心が休まらず、つらいものですよね。
今回は「自意識過剰を治す方法」と、「自意識過剰な人がやってはいけないこと」を合計6つ解説します。
対処法を間違えると、人前でミスすることが余計に増えて、ますます自意識過剰になることにつながります。
自意識過剰の適切な治し方を知り、他人の目を気にせず自由に生きていきましょう。
人の目が気になる人は、「他人の目を気にしない方法」の記事もぜひご覧ください。
聞き流しできる&映像つきで見やすい動画verはこちら
自意識過剰とは?自意識過剰になる原因
自意識過剰とは、自分が他人にどう見られているかを過度に気にしてしまう状態のことです。
自意識過剰は主に、過去の経験が原因で起こります。
他人から笑われたり、いじめを受けたりした経験が多いと、「また笑われるのではないか」と怖くなり、男女関係なく自意識過剰に陥りやすくなるのです。
また、親からのしつけが厳しすぎたことが原因となっているケースもあります。
「親の期待に応えねば」と考えることが習慣づいた結果、「自分は今、他人の期待に応えられているだろうか」と常に気にしてしまうようになるのです。
つまり自意識過剰はどれも、あなたの周りを取り巻く環境に問題があったということです。
あなたは決して悪くありません。
自意識過剰な自分を責めるのはやめ、そんな自分を受け入れたうえで適切な治し方を試してみてください。
自意識過剰を治す方法4選
楽に生きていけるようになる、自意識過剰の治し方について解説します。
【自意識過剰の治し方1】失敗した方が愛されると知る
自意識過剰な人は、「人前で失敗してはいけない」と強く思い込んでいる傾向にあります。
些細な失敗をするたびに、笑われたり嫌われたりするのではないかと怖くなるでしょう。
しかし、そのような人に覚えておいてほしいことがあります。
それは、失敗しない人より失敗する人の方が愛されるということです。
絶対に失敗しない完璧な人は、なんとなく近寄りがたい感じがしてしまいますよね。
一方でおっちょこちょいな人やおとぼけな人の方が、周りから愛されやすくなります。
「絶対に失敗してはいけない」と思うと、失敗するたびに「今のどう思われたかな」と怖くなり、ますます自意識過剰になっていきます。
一方で失敗した方が得だと知っていれば、失敗しても「まぁいいか」と受け流せるようになります。
その結果、「どんな自分を見られても大丈夫」と自信がつき、自意識過剰が改善されていくでしょう。
【自意識過剰の治し方2】熱中できるものを見つける
自意識過剰で周りの目が気になるのであれば、自意識過剰になる暇がないほど何かに熱中しましょう。
それは仕事でも趣味でも構いません。
1つの目標に向かってまっすぐ進んだり、何かに猛烈にハマったりしているとき、人は他人の目など気にしている場合ではありません。
暇なときはいつもその目標や好きなものについて考えているため、自意識過剰になる頭のスペースがなくなるのです。
逆に退屈していると、考えなくていいネガティブなことまで考えてしまいます。
ぜひ、熱中できる趣味などを見つけてみてください。
【自意識過剰の治し方3】自意識過剰にならざるを得ない環境から逃げる
あなたが自意識過剰に陥っている場合、あなたが悪いわけではなく、現在進行形でそうならざるを得ない状況にいる可能性もあります。
例えば陰口ばかりが横行し、いつも誰かが誰かの噂話をしている職場にいるとしましょう。
周りに陰口を言う人が多いと、いつも「自分も言われているのではないか」という恐怖にさらされることになります。
そうなれば本人の性格に関係なく、「あの人たちは私の噂をしているのではないか」と常に考えるようになっても不思議ではありません。
このような環境に長くいると、その環境を離れても自意識過剰な気持ちが続きやすくなります。
自分の性格ではなく環境が悪いのだと考え、その環境から逃げることを検討してみましょう。
「悪口を言う人の心理と末路」の記事でも解説した通り、脳は聞いた悪口の主語を判別できません。
AさんがBさんに「Cさんってうざいよね」と言ったとき、AさんとBさん双方の脳は、Cさんではなく、「自分がうざいと言われた」と勘違いし、傷つきます。
つまり悪口は、聞く人も言う人も両方損するということです。
悪口が多い人や職場に未来はありません。
簡単なことではないかもしれませんが、ぜひ環境を変えることを検討してみてください。
【自意識過剰の治し方4】自信をつける
自意識過剰な人は、自分に自信がない傾向にあります。
自分に自信がないからこそ、自分のやっていることが正解なのかわからず、周りの目を気にして正解か不正解かを確かめようとしてしまいます。
自分に自信をつけるために、成功体験を積み重ねましょう。
仕事でも趣味でもさまざまなことにチャレンジし、「自分って意外とやればできるじゃん!」という体験をたくさんしてください。
とは言っても、「それで失敗したらまた自分に自信がなくなるじゃん」と思われたかもしれません。
たしかに、過去の失敗体験を引きずることで、自分への自信を失ってしまうケースは少なくないでしょう。
しかしどのような失敗であっても、考え方を変えるだけですぐに立ち直れます。
失敗を引きずりやすい人は、「失敗から立ち直る方法」の記事をぜひご覧ください。
挑戦しなければ失敗しませんが、成功もしません。
自分に自信をつけるためにも、チャレンジする習慣を身につけてみてください。
自意識過剰な人がやってはいけないこと2選
続いては、自意識過剰を加速させ、あなたを余計に苦しめるNG行為について解説します。
【自意識過剰な人のNG行為1】全員から好かれようとする
自意識過剰な人は、この世のすべての人に好かれたい、嫌われたくないと思っているでしょう。
しかしそれは、どんな完璧超人でも不可能です。
仕事を真面目にこなす人が好きな人もいれば、「真面目すぎてつまらない」と感じたり、僻んだりして嫌う人もいます。
どのような人にも人間の好き嫌いがあるため、すべての人に好かれることはできません。
つまりどれだけ自意識過剰に人の目を気にして生きても、誰かには絶対嫌われるということです。
むしろ自意識過剰に振る舞って誰にでもいい顔をすると、本当のあなたを周りに見せられなくなります。
その結果、自分に合わない人ばかりが周りに集まってきて、息苦しい思いをすることになるでしょう。
「嫌われてしまってもしょうがないな」と割り切ることで、自意識過剰を改善できます。
【自意識過剰な人のNG行為2】他人の期待に応えようとする
自意識過剰な人は、無意識に「周りは自分に期待している。その期待に応えなきゃダメだ」と思い込んでいる傾向にあります。
しかし周りの人は、本当にそこまであなたに期待を寄せているでしょうか?
例えば新入社員として入社したとき、「完璧にやらなきゃ使えない新人だと思われる」「今のミスで嫌われたかもしれない」と先輩の目が気になるかもしれません。
しかし、多くの社員はそこまで新入社員に対して期待していません。
始めたてであれば、できないことやわからないことがあっても当然です。
自意識過剰な人は、常に周りから完璧を求められていると勘違いしてしまいやすい傾向にあります。
また、自意識過剰な人は、人との会話も完璧にこなそうとします。
「面白いこと言わなきゃつまらない人だと思われてしまう」「意味不明なこと言っちゃったかな」と、会話の中でいろいろ考えてしまってはいないでしょうか?
あなたは自分が特別会話ができない人間だと思っているかもしれませんが、「会話が上手い人」などこの世にごくわずかしかいません。
みんな適当に話しています。
私もあなたも職場のあの人たちもみんな会話が下手なので、つまらないことも意味がわからないこともたくさん言います。
そして、そのようなことを言われた相手も大して気にしません。
雑談は何かの大会でもテストでもなく適当にするものなので、相手の発言に大して期待していないからです。
自意識過剰な人は、何においても完璧にこなさねばならないと思っているかもしれません。
しかし仕事やコミュニケーションにおいて「完璧にこなさなきゃ」と思い込むと、ミスを怯えるあまり逆にぎこちなくなって失敗が増えたり、積極的に挑戦できなくなったりします。
こうした完璧主義を治し、「気楽な気持ちでやっていい」「失敗してもいい」とわかれば、自意識過剰は改善されていくでしょう。
完璧主義で困っている人は、「完璧主義をやめる方法」の記事もぜひご覧ください。
まとめ
自意識過剰は、これまで体験してきたことや現在所属している環境などが原因で起こります。
あなたは決して悪くありません。
自意識過剰にならざるを得ない場所にいる場合は、その場所から離れることを検討してみましょう。
性格的にどこにいても自意識過剰になってしまう人は、「他人は自分にそこまで期待していない」「失敗しても別にいい」と考えることで、自意識過剰な自分から少しずつ距離をとってみてください。
最新の内容はYouTubeチャンネルにて!